Vol.16 : 2023.7

東京の“観光名所”を制覇!?
スカイホップバスの
欲張りツアーでラク旅

せっかくの休日を使った、東京ベイ潮見プリンスホテルでのステイタイム。
東京の主要な観光スポットを回るには移動も大変…。そんなときにおすすめなのが、
東京名所を二階建てオープントップバスで巡る「スカイホップバス」。
充実の3コースで東京名所を巡るこのバスは乗り降りも自由だから、心の向くまま、効率よく東京観光を楽しめそう。
今回は潮見ステイのスキマ時間を使って、東京タワーやレインボーブリッジを巡るコースに参加することに。
さあ、初夏の風が吹き抜ける東京の街へ。どんな景色と出逢えるでしょうか。
  • 藤松あや

    都内在住の30代トラベルライター。趣味は神社を巡る旅とピラティス。
    大人になってからスポーツに目覚め、VISIT SHIOMIをきっかけに都内で楽しめるアクティビティを探索中。

01チェックイン後は
「TIDE TABLE Shiomi」の
スイーツでほっとひと息

待ちに待った、東京ベイ潮見プリンスホテルでのお泊まり。
カレとロビーでチェックインを終え、夕方にはとっておきの東京観光が待っているので、まずは休日の始まりを祝して、ほっとひと息つきたい気持ち。ここはホテル1Fの「Restaurant&Bar TIDE TABLE Shiomi」でティータイムとまいりましょう。
レストランの入口脇にあるショーケースには、意匠を凝らしたスイーツが♡
入店前からどれにしようか迷ってしまうほど可愛らしくて美味しそう!
レンガ造りの壁、ポップカラーのインテリア、ゆったりと流れる音楽…。店内に一歩足を踏み入れたら、そこには異国を思わせる空間が広がっていました。
非日常ムードに包まれたら、肩の力みもだんだんと軽くなっていきます。
こちらでは「本日のケーキセット」(1名さま ¥1,470)をオーダー。カレと二人、パティシエのこだわりが詰まった美味しいスイーツに舌鼓。
身体に残っていたウィークデーの疲れが癒えたところで、そろそろ東京観光へと向かいましょう。

02「スカイホップバス」に乗車!
東京タワーや
レインボーブリッジを巡る旅へ

潮見駅から電車に揺られ、約8分。
東京駅で下車し、「丸の内三菱ビル前」まで歩いてきたら、ひときわ目を引く赤いバスが見えてきました。
そう、ここは1日に何便もの「スカイホップバス」が発着するバス停。
浅草・東京スカイツリー方面の「レッドコース」、東京タワー・東京テレポート駅・築地・銀座方面の「ブルーコース」、新宿・渋谷方面の「グリーンコース」と、全3コースのバスが一同に会する乗り継ぎ地点でもあります。都会のビル街に赤い二階建てバスが集まれば、華やかさも倍増。
乗車チケットは事前のオンライン予約やチケットカウンターでの当日券もありますが、今回はスマホで「ブルーコース」を予約済♪
「ブルーコースの方はこちらからご乗車を」
バスの入口ではスタッフの方がアナウンスを行なっていました。3コース分のバスが集結しているため、くれぐれも乗り場をお間違えなく。また、乗車は自由席の乗合制なので、確実に乗り込みたい方は余裕を持っての到着が吉ですよ。
受付を済ませたら、さあ、いよいよ乗り込みます!
階段を上がりきった先には、迫り来るような街路樹の緑とビル群が。たった1階分上がっただけで、これほどまでに街の見え方が変わるとは。
空いている席に座り、ベルトを装着したら、もうワクワクが止まりません。
出発時刻を迎え、ゆっくりと動き出すバス。
ここで受付時にもらったイヤフォンを装着しておきましょう。
街の景色に合わせて流れる音声ガイドを聴けば、歴史や豆知識を学べて東京観光がより一層楽しくなるはず。
(音声ガイドは、日本語、英語、中国語、フランス語などに対応)
早速、右手に東京駅がお目見え!
東京駅は明治41年着工、大正3年開業と、100年以上にも及ぶ歴史を持っている駅。この丸の内駅舎は2012年に創建当時の姿に復元されたようで、昔も今も“日本の玄関口”として変わらない姿を保ち続けているのですね。
こうして改めて遠目で見ると、そのデザインの壮麗さに気付かされます。
バスはぐんぐん進み、ほどなくして皇居外苑エリアへ。
都心の街並みと緑のコントラストに心が癒される〜。
目まぐるしく景色が変化していく中、正面に見えてきたのはひときわ荘厳な国会議事堂。左右対称のこの建物は、「両翼が20.91m、中央塔65.45mとなっており、正面に向かって左側に衆議院、右側に参議院が配置されている」そう。
国会議事堂の壮観以上に驚いたのは、音声ガイドの情報量。国会議事堂の歴史から、広間内部の造りなどの細かい説明は、思わず「へぇ~!」と声が出てしまうようなトリビアばかりなのです。
皆さんも足を運んだ際には、ぜひじっくり聴いてみて!
バスはオフィス街の虎ノ門エリアを抜け、ついに東京のシンボルへ到達。空が開けた瞬間正面に現れた東京タワーに、思わず私たちを含め、乗客全員「ワーオ!」と歓声を上げます。
これにより、バス内は一斉に撮影タイムに(笑)。
私も負けじと撮影してみました。ふもとから見上げる東京タワーはなんて凛々しくて美しいんだろう!ちなみにここでは何組かの観光客が乗降していました。
スカイホップバスは乗り降り自由なので、その場の気分でプランを変えられるのもポイント。
やがて再び動き出したバス。ここからは、お台場レインボーブリッジを経由して東京テレポート駅へと向かいます。
途中に楽しめるのは、増上寺と東京タワーのアイコニックなコントラスト。外国人観光客の方が撮っている様子がなんだか素敵で、私も後ろからパシャリ。
風に潮の香りが混ざり始めた頃…、見えてきたのは、レインボーブリッジ!何度見ても東京湾の風景にはテンションがあがりますよね。
それにしても海沿いは風が強く、油断しているとイヤリングなど飛ばされてしまいそう!乗車の際には、帽子やイヤリング、ピアスなどはあらかじめ取っておくことをおすすめします。
左右に東京湾景が広がるレインボーブリッジは、東京タワーに次ぐシャッターポイント。
ここでも皆でパシャパシャ、撮影タイム。
カレがいま撮っているのは豊洲・晴海方面の風景。
振り返ってみれば、VISIT SHIOMIで訪れたヘリコプターでの空中散歩隅田川カヤックなど、この辺りには思い出がたくさん。バリエーション豊かに遊べるエリアなので、ぜひ皆さんにもご自身のベストな遊び方を見つけてみてほしいです!
思い出に浸っていたら、あっという間にお台場へ到着しちゃいました!東京テレポート駅を通過し、帰り道に見えたのはダイナミックなフジテレビの建物(の裏側)。こうした近未来的な光景が楽しめるのも、お台場エリアならではですね。
帰りのレインボーブリッジからは、夕景に変わりつつある東京が楽しめました。都市風景と自然との調和が美しくて、ちょっぴりセンチメンタルな気分に。
ここで左方向に目を向けると、カッチリ四角形に造られた公園が。
この台場公園、「やけに四角いな〜」と思ったら、ペリーの黒船来航に備えて作られた砲台「品川台場」の跡地のひとつなのだそう。都市風景の中にも日本の歴史あり、ですね。
楽しかったバス旅もいよいよ終盤。
築地を通り東銀座エリアへと入ると、歌舞伎座が右手に見えてきました。
近代的なビル群をバックにしてそびえる伝統的な建造物は、見応え充分!2013年竣工の現在の建造物は、かの有名な建築家・隈研吾氏のデザインによるものだったんですね。ここでもひとつトリビアをゲット!
夕焼けに染まる銀座では、この街を象徴する「セイコーハウス銀座 時計塔」にも出逢えました。どこかノスタルジックなこの光景、思わず胸キュンです。
レンガ造りの三菱一号館美術館が見えたら、悲しいかな、もう旅もフィナーレに…。
それにしてもたったの75分*で東京タワーやレインボーブリッジ、お台場に銀座まで見学できるなんて、なんて欲張りプランなんでしょう。1日券のほか2日券(連続する2日間有効)もあるので、日を分けて別のコースに参加しても楽しめそう!
さらにじっくり観光したい場合には、日本人アテンダントの方が案内してくれる定期観光バス「スカイバス」もあるそうなので、スケジュールによって使い分けるのもオススメ。
東京駅からわずか10分足らずで東京ベイ潮見プリンスホテルに戻った私たちは、お気に入りの大浴場とサウナでゆっくり癒やしの時間を過ごせました!また東京の魅力を味わいに、すぐにでもステイを企画しなくちゃ!

スカイホップバス

住所:
〒100-0005 東京都千代⽥区丸の内2丁⽬5
アクセス:ホテルから 電⾞約16分
(JR京葉線「東京駅」下⾞後、徒歩6分)
*道路事情や天候などの理由により、所要時間は変動いたします。
*ブルーコースの所要時間です。コースによって所要時間は異なります。
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TOKYO BAY SHIOMI PRINCE HOTEL

〒135-0052 東京都江東区潮見2-8-16

TEL:03-6660-3222

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