境内には多彩な見どころが

熊野皇大神社の多彩な見どころの中でも最も有名なパワースポットが、樹齢1,000年を超えるご神木「しなの木」です。
しなの木は葉がハート型をしているだけでなく、この大木の前にあるハート型の石の上に立つと木の幹にあるかわいいハート型の穴が見えます。実はこのハートのほかにも熊野皇大神社の境内にはいくつかハートがあるので探してみてください。

また、境内には「峠の石の風車」や「八咫烏神社」、「五角合格石」、一風変わった狛犬など、ほかにも見どころがたくさん。拝観しながら、そこかしこでパワーにふれることができます。人気の「八咫烏おみくじ」などもありますよ。

気になる御利益は…

しなの木のハート型でもわかるように、熊野皇大神社は、開運・縁結びをはじめとして多くの御利益がある神社として知られています。境内の小さな社にもさまざまな御利益が書かれているので、ひとつひとつ巡りながらチェックしてみてください。

願いごとがある人は念じながらしなの木を一周すると叶うと伝えられており、また一周することで1年寿命が延びる、しわがひとつなくなるといった御利益もあるそうです。

軽井沢の総氏神であることから、熊野皇大神社には「氏神マップ」が用意されているので、これを手に軽井沢中の氏神めぐりをしてみるのもいいですね。軽井沢の氏神さまのパワーをたっぷりと受けることができそうです。

授与を目的に訪れる人も多いユニークなお守り＆御朱印

ご神木のパワーを込めたお守りを授与してもらえる

諏訪神社では、7つのご神木から発せられる「生きるものの活力」を込めたお守り「神樹守」を授与してもらうことができます。
旧軽井沢の街歩き途中にも訪れやすいのでぜひ立ち寄ってみてください。

こちらも諏訪神社という名称ですが、北軽井沢の応桑新田に位置しています。本殿脇の杉の大木をはじめとする古木が建ち並び、多くの神社が合祀されている静謐な境内がパワースポットと言われ、観光エリアから少し離れているにも関わらず、わざわざ訪れる人も少なくありません。
人気の理由のひとつは、境内に杉とケヤキが合体した「合体木」があることです。祭神が夫婦の神であることも相まって、縁結びの御利益があるとされています。

佐久市にある新海三社神社は、室町時代の建築で重要文化財に指定されている「三重塔」や「東本社」を擁する、歴史ある神社です。映画『君の名は。』のモデルになったと言われる建物もあり、「聖地めぐり」で訪れる人が増加しています。山全体が神社とも言える広大な境内には、目を見張るような巨木や鬱蒼とした杉木立、塔裏手の古墳など見どころが満載。散策するほどに神聖な場所であることを感じさせてくれるパワースポットです。
佐久ならではの鯉をデザインした「松鯉勝守」も人気ですよ。

いわずとしれた軽井沢の名所。浅間山に降った雨が6年かかって岩壁の割れ目から流れ出て美しい滝になっています。滝に至るまでの遊歩道では森の息づかいに触れ、70ｍもの幅の滝から心地よく響いてくる水音とマイナスイオンに身を委ねると、心も身体も癒やされていくのがわかります。

軽井沢で最も簡単に訪れられるパワースポットといえば、中心地からもほど近い雲場池です。四季折々の景観の美しさもさることながら、池の周囲を歩いていると心が落ち着きます。

早朝は幻想的な雰囲気で、夜は星空も楽しめる、散策におすすめのスポットです。

地蔵尊という名の通り地蔵堂がありますが、その前には100体もの観音石仏が並んでいます。遠い昔、北軽井沢は今からは想像もできないような荒れ地であり、この石仏たちは旅人の道しるべとして作られたものなのだそう。過酷な自然の中で時を経てかろうじて形を保ち、縁あってここに集っている石仏たちを目の前にすると不思議なパワーを感じることができるでしょう。
天明の大噴火で行方不明になった後に見つかってここに安置された地蔵尊、岩山を割るようにして大木に成長した桜の木なども含め、一帯がパワースポットといえます。

軽井沢とその近郊のパワースポットをピックアップして紹介しました。
新年や新年度を迎え、心機一転したい時などには、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ただし、寺社仏閣などのパワースポットでは参拝の仕方を守り、写真撮影にも注意しましょう。また、自然の中にあるパワースポットは歩きやすい靴、防寒具などの装備が必要な場合もあります。

軽井沢を拠点にゆっくりパワースポットを巡るのにぴったりの宿泊プランもご用意していますので、ぜひチェックしてみてください。