真珠院の入り口です。右側の石塔は狩野川台風の時の最高水位を示しています。なるほど、”守山”は、狩野川氾濫時に住民を守る避難場所的な役割も果たしていたのでしょうか。門をくぐりすぐ右に八重姫御堂があります。
真珠院(八重姫御堂)
八重姫御堂の前には願掛け石というものがあります。年の数だけたたいてくださいとのことです。ご高齢の方は大変そうですね。
八重姫御堂の前や中には小さな梯子が供えられてえられています。願いがかなった時のお礼として供えるそうです。
八重姫御堂の前に、八重姫の後を追い命を絶ったとされる侍女6人を弔う石碑があります。そうだとしたら、頼朝はなんて罪な男なんでしょう。こことは別に、自害した場所とされるところには「女塚」という石碑が立っており、周辺は「女塚史跡公園」として整備されています。
本堂も忘れずにお参りしましょう。とてもきれいに手入れが行き届いているお庭も眼福です。
真珠院の目の前に流れる、現在は古川と呼ばれる川。この水位では身投げは難しそうです。