プリンスホテルが考える環境への取り組み

西武グループでは、経営理念であり、社員一人ひとりの行動指針であるグループビジョンの中でグループ宣言の一つとして「共に歩むこと」を宣言しており、そのなかで“常に、自然環境、地球環境への配慮を忘れません”というコミットメント のもと、持続的な成長に向けて環境保全に努めるとともに、循環型社会実現に寄与する各種取り組みを進めております。 プリンスホテルにおいても、西武グループの中核を担う企業として、自然エネルギーによる発電事業や温泉熱の利活用、 連泊のお客さまを対象とした「ノークリーニングサービス」の推進、自治体と連携した環境保全活動など、事業特性・地域 特性を活かした活動を行ってまいりました。

今後、国内最大級のホテルチェーンとして、これまでの活動に加え、プラス チック製ストローの廃止をはじめとしたプラスチックごみの削減に取り組んでまいります。 全世界で環境問題への意識が高まるなか、軽井沢プリンスホテルは、2019年6月に開催される「G20 持続可能な成 長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の会場に決定しており、世界中の注目が集まることが 予想されます。 プリンスホテルは、従業員一人ひとりが環境保護のためにできることを考え、実践し、地球環境の保全に 貢献できるよう努めてまいります。

プリンスホテルが行っている環境保全への具体的な取り組み

① プラスチックごみの削減

② 自然エネルギーを活用した発電事業

③ 温泉熱の利活用

④ 排水を再利用した中水の活用

⑤ 食品資源の再生活用

⑥ 客室ノークリーニングサービスの推進

⑦ 地域環境の保全活動(森林、海岸、河川)

⑧ 環境に配慮した設備の導入

⑨ 廃材の活用

プラスチック製ストローの廃止
ゴルフ場の使い捨てビニール袋提供終了
プリンスホテルでは、国内43ホテルの直営レストランや宴会場において使い捨てプラスチック製ストローの廃止を進めている。また、国内全28ゴルフ場のうち、10ゴルフ場においてクラブハウス内の脱衣所に設置している使い捨てビニール袋の提供を終了した。
※環境に配慮する取り組みとして、環境省のプラスチック・スマートキャンペーンへ登録いたしました。
自然エネルギーを活用した発電事業
全国に保有する資産を活用し、2013年より太陽光や水力による発電事業を行っている。発電した電力は電気事業者へ売電し、全6ヵ所の発電施設で年間約797万kwhの電力を発電し、約2,666tのCO2削減 効果につながっている。
【太陽光発電施設】
プリンスエナジーエコファーム 国内5施設(南郷、伊豆、雫石、嬬恋、札幌)
【水力発電施設】 プリンスエナジーエコファーム軽井沢水力発電所
(長野県北佐久郡軽井沢町)
温泉熱の利活用
自家源泉を有する施設では温泉熱をエネルギーとして活用することで電気や重油、灯油などの削減を行い、年間約2,473tの CO2削減効果につながっている。
【箱根湯の花プリンスホテル】
温泉蒸気熱を利用した吸収式冷凍機の導入
【万座プリンスホテル】
温泉熱を利用した館内暖房設備の導入
排水を再利用した中水の活用
都内のホテルを中心にホテル内の排水や雨水をろ過、殺菌し中水としてトイレの洗浄水などに再利用することで、上水利用の削減に取り組んでいる。
食品資源の再生活用
一部レストランにて、専用の機械で生ごみを堆肥に変え、その肥料をおさめた契約農家で生産された野菜を仕入れる循環型食品再生利用の取り組み「ヤサイクル」を行っている(ザ・プリンス 箱根芦ノ湖)
客室ノークリーニングサービスの推進
2 泊以上ご宿泊のお客さまを対象にノークリーニングサービスを実施。お部屋の清掃やベッドメイク、リネン類・アメニティー類の交換が不要の方にはホテルで利用可能な「館内利用券」を進呈している。
地域環境の保全活動(森林、海岸、河川)
事業所周辺の豊かな環境を未来に残すため、地域の方々と一体になった環境活動を行っている。
【里山保全】 北海道、群馬県、長野県、神奈川県、滋賀県にて自治体と連携した森林保全活動
【海岸清掃】
神奈川県(大磯)にて海岸清掃活動
【河川清掃】
神奈川県(大磯)にて河川清掃活動
【植物保護】
絶滅危惧Ⅱ類「ハナヒョウタンボク」(軽井沢)、長野県花「りんどう」(志賀高原)の保全活動
【寄 付】
プライベートブランド商品「南魚沼のおいしい湧き水」の売り上げの一部を水源のある新潟県南魚沼市へ寄付
環境に配慮した設備の導入
中長期的な地球環境保護の観点から CO2 排出量・電力消費を抑えた設備の導入に積極的に取り組んでいる。
【LED 照明機器の積極導入】
全ホテル、スキー場、ゴルフ場にて照明機器のLED化を推進
【高効率熱源機器の導入】
ヒートポンプを活用した高効率熱源機器の導入を推進
【電気自動車、電気カートの導入】
ゴルフカートを中心とした電動化の推進
【ペレットストーブの導入】
木くずなどの製材副産物を圧縮した固形燃料を使ったストーブの導入
廃材の活用
敷地内の倒木を活用したこども向け木工教室の実施や、廃材となったシーツで“てるてる坊主”を作りお客さまへプレゼントするなど、廃材の活用に取り組んでいる。