札幌プリンスホテルでは、北海道内の宿泊施設では初めて、国際的に求められるSDGsの取り組みを実践する施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」の「3御衣黄ザクラ」を取得いたしました。
■「サクラクオリティグリーン」とは
SDGsの視点に特化した品質認証制度で、環境・地域社会への配慮、持続可能な企業統治に関する基準により構成され、SDGsの17のゴールに基づいた172項目によって5段階のレベルで評価されるものです。
SDGs(持続可能な開発目標)札幌プリンスホテルのサステナビリティアクション
札幌プリンスホテルでは、西武グループの一員として、グループ共通の理念である「グループビジョン」に基づき、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」を意識し、その目標達成のためのサステナビリティアクション(ESG)を強化しております。
サクラクオリティグリーンの取得
安全・安心への取り組み
食の安全・安心
- 食の安全の確保と食品事故の防止
-
お客さまがより安心してお食事いただけるよう、食材や厨房の品質・衛生管理、従業員に対する教育を徹底し、食の安全の確保と食品事故の防止に全力で取り組んでおります。
環境保全への取り組み
カーボンニュートラル実現への活動
- カーボン・オフセット付き宿泊プランの販売
-
1日一人当たり5㎏のCO2(二酸化炭素)を排出しているとされており、滞在期間となる2日分をオフセットできるプランで、ご宿泊しながらCO2排出量の削減に取り組むことが可能となります。
ホテルステイで気軽にできるCO2削減プログラムとなっております。
※オフセットした証書はお受け取りいただけませんが、当ホテルが責任を持って「J―クレジット」を購入させていただきます。
- カーボン・オフセット付きオリジナル商品の販売
-
ホテルオリジナル商品「タワークッキー」にカーボン・オフセットシールを添付して販売し、CO2を1kg削減に貢献いたします。
また、タワーを模した筒形の箱もクレジット付きの包装資材を使用することでホテルとしても貢献いたします。
■販売期間
2023年4月1日(土)~12月31日(日)
■販売場所
ブッフェレストラン ハプナ、中国料理 芙蓉城、28Fレストラン
■料金
¥1,000(30枚入り)
今回のカーボン・オフセットは、北海道内で創出されたJ-クレジット等を集約している「どさんCO2(こ)・ポート」が提供する復興支援のスキームを活用し、北海道経済・温暖化対策と社会(被災地復興支援)に貢献いたします。
J-クレジット購入先:公益財団法人北海道環境財団
J-クレジットは、北海道内の市町村等における森林整備活動により生じた木質バイオマスを活用した二酸化炭素削減量について国(J―クレジット制度)の認証を受けており、販売代金は、関係機関と協力・連携して森林整備や温暖化対策の他、環境保全活動、地域・社会貢献等の財源に活用されています。
水質保全活動
- 取水地自治体への寄付による水質保全活動
-
プライベートブランド商品「南魚沼のおいしい湧き水」の売り上げの一部を水源のある新潟県南魚沼市へ寄付しております。
- エコフレンドリー活動の推進
-
2泊以上ご宿泊のお客さまに「エコフレンドリー活動」を実施することで、洗剤による環境汚染を低減いたします。
- 井戸水や処理再生水を活用
-
井戸水及び、処理再生水を使用しております。(約300㎥/1日)
- 節水を実施
-
レストランにて2022年度には無洗米の使用率90%を目指します。(2021年度80.8%)
生物保護のための活動
- 使い捨てのプラスチック製ストローの使用を廃止
-
ホテルのレストランや宴会場にてプラスチック製ストローの使用を廃止しております。
お客さまよりストローのご希望があった場合には、紙製のストローを提供いたします。
- プラスチック製買い物袋の有料化と売上金の寄付
-
プラスチック製買い物袋を有料化し、1枚3円にて販売しております。
売上金は自治体に寄付し、地域の環境保全活動や社会貢献活動に活用いただいております。
フードロス削減のための活動
- ニトリ観光果樹園にて収穫しきれなかった果実を自家製ジャムとして使用
-
タワー28階の洋朝食で提供しているジャムは、以前は個包装(使い切り)のものを使用しており、お客さまの使用有無にかかわらず、廃棄しておりました。
フードロス削減と地産地消を目的とし、ニトリ観光果樹園にて収穫しきれなかった果実をホテルで引き取り、 自家製ジャムとして提供を始めました。
社会への取り組み
献血活動
- 従業員による献血活動
-
定期的に献血バスに来ていただき、従業員に積極的に献血をお願いしております。
清掃活動
- 従業員によるホテル周辺の清掃活動
-
CS推進活動の一環として従業員がホテル周辺の清掃活動を行っております。
ユニバーサルデザイン対応
- バリアフリーに対応した客室
-
バリアフリー対応として、すべてのお客さまに安全で使いやすい設備・環境を目指し、「ハートフルルーム」を設置しております。
SDGs体験
- 団体のお客さまの夕食時にSDGs体験を実施
-
通常提供していない食材の端材をひと手間加えて調理した料理のご提供や、メニュー講話、テーブルマナー研修の実施をしております。
札幌市が作成した市内でSDGsを学べる体験プログラムに掲載されております。
会社文化
コンプライアンス体制の整備
- コンプライアンス推進委員会
-
従業員の中でコンプライアンス推進委員を選定し、コンプライアンス推進委員会を隔月開催しております。
委員会では、推進活動の報告やコンプライアンスに関するディスカッションを行っております。
効率化・コスト削減
- ペーパーレスの推進
-
紙の使用量低減による経費削減、地球環境保護、業務効率化などを目的として、ペーパーレスの推進を行っております。
紙を使用せずに業務を進めることができる、電子契約システムや電子経費精算システムを導入しております。
従業員の健康保持増進
- 従業員用喫煙室の廃止
-
以前は従業員用喫煙室がありましたが、従業員の禁煙を推進するために廃止をしました。