ギャラリーという名にふさわしいコンテンポラリーなゲストルームなら、テーブルウエアもクールにしなくては！ そんな思いでいた宿泊担当の目に留まったのは、ポーランドの高度な職人技を駆使したハンド・メイド・ガラスウェアの名作でした。

熟練工が一つ一つ丁寧に手作りするというプロダクトは、機能的な美しさを保ちながらも、作り手の思いが伝わる温かみのあるフォルムが特徴的です。中でも宿泊担当が惚れ込んだのが、一瞬で気分を晴れやかにする、メタリック・オレンジの色味。実はこのヴィヴィッドなオレンジ、ホテルのインテリアデザイナーが好んで使用している色で、館内のあちらこちらで見かけるコンセプトカラーでもあります。玉虫色のように輝く独特な発色は、繊細なパールとメタリックな光沢で仕上げるという、職人の美学とクオリティが遺憾なく発揮されたテクニック。よく見ると、細かな気泡が入っているのもハンドメイドならではの良さです。

ドラマティックな発色と、機能的なデザインのカップ＆ソ−サー。「手によく馴染む風合いと、テーブルに置かれているさまの美しさまでも味わってください」と宿泊担当も自信を持っておすすめする。「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の世界観とリンクする茶器で、お部屋での優雅なティータイムをご堪能あれ。