路線バスを待ちながら…、中庭を散策しながら…、あじさいをバックにロビーで家族・友人との会話と楽しみながら…ザ・プリンス箱根芦ノ湖では、正面玄関前・中庭にあじさいが植えられています。その他、この時期には八重咲サンショウバラ(別名、十六夜バラ)やヤマボウシも見られます。
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豊かな緑に包まれている箱根では、6月中旬~7月にかけてあじさいが見ごろを迎えます。
鮮やかな青や桃色で緑が深まりつつあるこの時期を彩ります。
箱根町に人が住み始めたのは約1万2,3千年前の先土器時代後期といわれ、7,8千年前の縄文時代早期頃には宮城野付近に集落ができ、約2千年前の弥生時代中期になると、古芦ノ湖の仙石原部分が湿地化し、農耕民が住み始めたようです。
鎌倉時代に湯本から三島に抜ける湯坂道が最初に箱根山に開かれた公道で、江戸時代の初期には東海道ができます。後世に「天下の険」といわれる箱根山の往来は困難を極めたもので、徳川幕府は箱根を自然の要塞とみて芦ノ湖畔に関所を設けます。
以後、箱根は交通の楊将として、関所を中心に宿場町へと発展することになります。
江戸時代後期になって、温泉場での宿泊が「一夜湯治」の形で旅人にも定着するようになると、箱根は伊勢講・富士講など、庶民の旅で大変な賑わいを見せるようになりました。
箱根が避暑地としても有名になってきたのは明治時代に関所が廃止され、現在の国道1号線の原形となる幹線道路が開通したことで、交通が便利になったためです。
1956年(昭和31年)に町村合併によって現在の箱根町が誕生し、昭和30年代後半から40年代の日本経済の高度成長を追い風に、観光開発が急速に進められていきます。
(箱根町Webサイトより抜粋)
路線バスを待ちながら…、中庭を散策しながら…、あじさいをバックにロビーで家族・友人との会話と楽しみながら…ザ・プリンス箱根芦ノ湖では、正面玄関前・中庭にあじさいが植えられています。その他、この時期には八重咲サンショウバラ(別名、十六夜バラ)やヤマボウシも見られます。
箱根九頭龍の森へ向かう際に通る「箱根九頭龍の森セラピーロード」は、普段よく見るあじさいの他に、コアジサイも見られます。まるであじさいをスモールライトで小さくしたコアジサイは、一つの花の直径は約4mmと、注意深く見ないと見逃してしまうほどです。セラピーロードを散策する際は、ぜひ探してみてください!
箱根湯の花プリンスホテルへと向かう道の途中、ゴルフ場の位置で言うと14番ホールの近くには、連なるあじさいが見られます。淡い青や、白、ピンク色など、鮮やかなあじさいがホテルへの道を彩ってくれます。
日本初のヴェネチアン・グラスの美術館「箱根ガラスの森美術館」では、ここでしか見られない一味変わったあじさいがあります。太陽光の反射と風の揺れで光り輝く「クリスタル・ガラスのアジサイ」です。毎年の6月~8月下旬まで飾られています。その他、ヤマアジサイの変種で一度絶滅したが、復活したとされる幻の花「七段花(しちだんか)」も見られます。
《クリスタル・ガラスのアジサイ》
2006年制作
直径1.4mm、約15,000粒
強羅公園は大正3年(1914)に開園され、日本初のフランス式整型庭園です。傾斜面に作られている公園は、さまざまな花が植えられていて、花の名所でもあります。6月はバラ、ハコネバラやイワタバコ、7月には藍姫やカシワバアジサイなど、多種類のあじさいが楽しめます。
※フランス式整型庭園とは…左右対称に幾何学的な図形を主とした構成の庭園です。
「あじさい電車」の名でも知られている箱根登山電車(箱根湯本駅~強羅駅)は、車窓から沿線に咲き誇るあじさいをのんびり鑑賞できます。標高の高い強羅辺りでは7月中頃まであじさいが楽しめます。
《夜間ライトアップ》
箱根湯本駅付近や小涌谷駅付近など、沿線6ヶ所でライトアップが行われます。
6月18日(土)~7月3日(日)
6:30P.M.~10:00P.M.
※2022年、座席指定制の臨時電車「夜のあじさい号」は運行中止となります。
箱根の玄関口である小田原を代表する「小田原城」は、15世紀中頃に大森氏より築城されました。明応4年9月に、伊勢宗瑞(いせそうずい、後の北条早雲)により討たれ奪取された以降、北条氏が5代(約100年)にわたり小田原を治め、関東での勢力を拡大していきました。難攻不落の城とも言われている小田原城では、6月になりますと、10,000株花菖蒲と2,500株あじさいが見ごろを迎え、一面を覆い尽くすような景色は絶対に見逃せません。
全長400m、高さ70m、日本一の長さを誇る歩行者専用の吊り橋「三島スカイウォーク」では、橋の上から見渡す絶景はもちろん、多彩なアクティビティーも楽しめます。北エリアにあるあじさい小道では、三島スカイウォークのオリジナル品種「夏空」、「覇王」、「スカイウォーク」を含む205種・13,000株のあじさいが6月~8月に見ごろを迎えます。
碁盤の目のように17.2ha(約東京ドーム3.6個分)の水田を区切る道に沿って5,000株のあじさいが植えられています。花越しに見る富士山や、早苗と鮮やかに咲き誇るあじさいの景色、他の所では見られない田園とあじさいの風景が魅力的です。
毎年6月に開催されるあじさいまつりは多くの人で賑わっています。