伊勢大神楽（いせだいかぐら）は、三重県伊勢地方を発祥とする伝統芸能で、古くは伊勢神宮の御札（神符）を各地 に配り歩いた「御師（おし）」たちとともに、神恩感謝と五穀豊穣、 無病息災を祈願して各地を巡った神事芸能です。 400年以上の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 その中でも代表的な演目である獅子舞は、厄除け・招福を願う舞として古くから親しまれています。 勇壮かつしなやかな動きの中に、神聖さと祝福の意味が込められており、新年を迎えるにあたり、 一年の安全と繁栄を祈念するにふさわしい演舞です。

尺八：加藤奏山

平成27,30年度令和3年度の都山流本曲全国コンクールにて金賞、文部科学大臣賞、産経新聞社賞を受賞。
古典から現代曲までオールラウンドに奏するかたわら、和太鼓、合唱、オーケストラ等他ジャンルとのコラボレーションや和楽器による新たな音楽の作曲、様々な公演等企画のプロデュースにも携わっている。平成28年度 オーストリア・ウィーン国際音楽祭に出演。平成30年度 カナダ・バンクーバーSAKURAフェスティバルに出演。バンクーバーブリティッシュコロンビア大学の民族音楽学の特別講座にて講義、演奏を行う。



津軽三味線：杉山大祐

これまでに日本武道館にて開催された「MONKEYMAJIKLiveatBUDOKAN-15thAnniversary-」や、世界遺産薬師寺での奉納公演、TVアニメ「ましろのおと」楽曲参加、海外7カ国にて公演など、多方面で津軽三味線の魅力を広めている。また、日本の伝統芸能の素晴らしさを多くの方に知っていただくために、2014年の世界遺産 薬師寺奉納公演や、2015年台湾公演等、国内外で活動している。