「中国割烹旅館 掬水亭」という名は、唐の詩人・于良史(う りょうし)の漢詩に詠まれた一句
――「掬水月在手(みずをきくすれば つき てにあり)」―― に由来。
水を掬った手の中に浮かぶ月を眺める風情こそ、折々の季節に彩られる掬水亭の趣といえます。
中国割烹旅館 掬水亭中国割烹旅館 掬水亭
1990年9月28日(金)開業
「水を掬げば、手のひらに映る月」——中国の漢詩に由来して名付けられた「中国割烹旅館 掬水亭」。
その詩情あふれる名のとおり、当ホテルは緑豊かな多摩湖畔の絶景の地に佇み、全室から多摩湖の美しい眺めをご堪能いただけます。
四季折々に表情を変える掬水亭の趣と魅力をご紹介いたします。
中国割烹旅館 掬水亭の由来について
唐の于良史の漢詩の一節「掬水月在手」にその名を由来
- 『春山夜月』
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春山多勝事 賞翫夜忘帰
掬水月在手 弄花香満衣
興来無遠近 欲去惜芳菲
南望鳴鐘処 楼台深翠微
春山勝事多し、賞翫して夜帰るを忘る
水を掬きくすれば月手に在り、花を弄すれば香り衣に満つ
興来らば遠近無く、去らんと欲して芳菲を惜しむ
南のかなた鳴鐘の処を望めば、楼台翠微に深し
1990年9月28日(金)開業
建築は、池原義郎氏が手掛ける
中国割烹旅館 掬水亭は、日本建築界の重鎮・池原義郎による設計。
三角屋根が特徴的な洋風のシルエットに、繊細な鉄骨があしらわれた外観は、軽やかさと品格をあわせ持ち、自然と調和しながらも印象的な存在感を放っています。
客室の窓辺に立てば、眼下には穏やかな多摩湖、晴れた日には遥かに富士の峰。
深呼吸したくなるような眺めと共に、心ほどける時間が流れます。
周辺には桜並木やツツジなど、四季折々の自然に包まれた当ホテルには、都心から約50分で訪れることができます。
全室多摩湖ビューの客室
全室から多摩湖を一望できる、贅沢なロケーション。
冬の晴れた日には、遠くに富士山を望むこともあり、刻々と移ろう景色が旅のひとときを彩ります。
お部屋は、ゆったりとした和室をはじめ、現代的な快適さを備えた和モダンルーム、ベッドでお休みいただける和洋室など、多様なスタイルをご用意。
ご滞在スタイルに合わせて、お好みのお部屋をご利用ください。
レストラン 天外天
きらめく湖面を眺めながら、季節の恵みと匠の技が織りなす中国料理を。
当ホテル6階の最上階に位置するレストラン「天外天」。
大きな窓からは、眼下に広がる雄大な多摩湖の景色をご覧いただくことができ、晴れた日には遠く富士山を望むこともできます。
その絶景とともにお愉しみいただくのは、上海料理を基盤とした中国料理。
旬の食材を巧みに取り入れ、四季折々の趣を大切にした味わいを、一皿一皿に込めてご提供いたします。
時には富士の姿を遠くに望み、日が沈む頃には、空と水面が茜色に染まる幻想的な風景に包まれる、時を忘れるほど美しい景色をお楽しみください。
香り高い中国茶や奥深い旨みの紹興酒、地元・埼玉の地酒、そして厳選したワインなど、料理とのペアリングもぜひお楽しみください。
コース料理はすべて五葷(ごくん)を使用せず、選び抜いた野菜の旨みと彩りを大切に、一皿ひとさら丁寧に仕上げております。
事前のご予約は不要。お気軽にご注文いただけます。
大浴場
広々とした石造りの大浴場と、香り豊かな狭山茶を用いた「狭山の茶湯」。
緑と空を眺めながら湯に浸かり、心身ともにリフレッシュできるひとときをご提供いたします。
都心からわずか1時間、日常を離れた静寂と癒しの休日をお過ごしください。
フサウナストーンにアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させ、室内の湿度を上げ発汗を促します。リラックス効果や発汗作用のあるアロマの香りに包まれながらじっくりとサウナをお楽しみいただけます。









