森で過ごす、軽井沢の静かな夏時間
カフェ・美術館・ライフスタイルスポット

森で過ごす、軽井沢の静かな夏時間 カフェ・美術館・ライフスタイルスポット

木漏れ日が揺れる森の中、鳥のさえずりと風の音に耳を澄ませながら過ごす軽井沢の夏。喧騒から離れたこの場所では、時間がゆっくりと流れ、心も自然とほどけていきます。お気に入りのカフェで読書をしたり、美術館で静かにアートと向き合ったり。そんな、何気ないけれど贅沢で静かな夏時間を、軽井沢の森で見つけてみませんか。

森に佇むナチュラルカフェで楽しむヴィーガン料理と地元野菜
RK GARDEN

RK GARDEN

『RK GARDEN(アールケーガーデン)』は、森の中に佇むナチュラルなカフェで、ヴィーガン料理や軽井沢産の野菜を使ったメニューが楽しめます。自然を感じながらゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりのスポットです。たくさんの緑とどこか懐かしい家具や雑貨で囲まれた空間、軽井沢という大自然で育まれた野菜を中心に使ったメニューで、心も体も満たされる時間を過ごしてほしいという想いから生まれました。

信濃追分駅から歩いて20分ほど、たくさんの樹々に囲まれ、まるで絵本の中に迷い込んだような世界。木々に囲まれたテラス席に腰を下ろすと、都会の喧騒が遠い記憶のように感じられます。

地元の野菜をふんだんに使ったヴィーガンプレート、彩り豊かなサラダやスパイス香るスープは、身体に優しい味わいです。食後には自家製のハーブティーとともに、風に揺れる葉音を聞きながら、時間がゆっくりと流れていくのを感じることができます。

RK GARDEN 料理
RK GARDEN 内観

おすすめPOINT!

店長の江森佑真さんにお話をお聴きすると、「お店のコンセプトは“自然との共存”です」とのこと。RK GARDENでは、軽井沢町や佐久市を中心とした、長野県内の契約農家から仕入れた地元の有機野菜を使用しています。農業経験者だけでなく、新たに農業を始めたいという方とも契約を結び、農業を応援する取り組みも行っているそうです。お店のオープン当初から、その理念と活動は今も変わっていません。

RK GARDEN 内観

オープン以来ずっと、こだわりのヴィーガン料理を提供し続けており、「こってりしていない、やさしい味わい」を追求。さらに、味はもちろんのこと、見た目の美しさや彩りにもこだわり、たとえばサラダには10〜13種類の野菜を盛り付けて華やかさを演出しています。

人気メニューは、「軽井沢産野菜をじっくり焼いた丸ごとトマトのスープカレー」と「ソイミートと豆乳のとろけるトマトクリームラザニア」。スープカレーは、丸ごと入ったトマトをくずしながら味わうスタイルで、もちろん野菜はすべて新鮮なものを使用。ラザニアはチーズを使わず、ヴィーガン仕様ながらもコクのある味わいを目指して試行錯誤を重ねた自信作です。

また、ペット連れのお客さまも多く、店内ではワンちゃん用のヴィーガンクッキーも販売しています。

さらに詳しく!

店長の江森佑真さんからのメッセージ、「少し駅から離れた場所にありますが、だからこそ日常を離れて、自然の中で有意義な時間を過ごしていただけたらと思っています。また、店舗は、もともとあった倉庫をリノベーションしてつくりました。霧の日には、周囲が白く包まれてとても幻想的な雰囲気になります。自然と一体になれる癒しの空間で、ゆっくりとくつろいでください。お待ちしています」。

RK GARDEN 内観

RK GARDENのすぐ隣には、「FLOWER FIELD(フラワーフィールド)」というお花屋さんがあります。ベランダで楽しめる小さなプランターから、庭を彩るセンスの良い大きな樹木まで、さまざまな植物が並び、見ているだけで時間を忘れてしまいそうな楽しい空間です。雑貨屋さんも併設されています。植物や雑貨を選びながら、自然の中で心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

RK GARDEN 外観
RK GARDEN(アールケー ガーデン)

住所:長野県北佐久郡軽井沢町追分1138-1

営業時間:平日:ランチタイム:10:30A.M.~4:00P.M.
土休日:モーニングタイム:9:00A.M.〜11:00A.M.  ランチタイム:11:00A.M.~4:00P.M.
夏季時間:9:00A.M.〜4:00P.M.

定休日:火曜日 ※冬期休業:11~4月末

TEL:0267-31-5330

アクセス:
信濃追分駅(JRしなの鉄道)徒歩約20分
上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約25分
「佐久平PAスマートI.C.」から国道18号経由で約17分
※RK GARDENには駐車場がございません。お近くにある「追分宿町営駐車場」をご利用ください

※お隣のお花屋さん:FLOWER FIRLD(フラワーフィールド)

美味しい料理と暮らしを彩る雑貨が揃うライフスタイルショップ
RK DAYS

RK DAYS

『RK DAYS(アールケーデイズ)』は、軽井沢や近郊の契約農家から届く新鮮な野菜を使ったお惣菜や、センスの光る生活雑貨が揃うライフスタイルショップ。軽井沢の自然と調和した空間で、日常にちょっとした豊かさを添えてくれるお店です。

中軽井沢駅から歩いて15分ほど、木立の中にひっそりと現れるRK DAYSは、まるで北欧のライフスタイルショップのような佇まい。Karuizawa Commongroundsの一角にあり、扉を開けると木の温もりと季節の香りに包まれ、思わず深呼吸したくなります。

RK DAYS 入口

店内には、地元の契約農家から届く旬の野菜を使ったお惣菜や、丁寧に焼き上げたお菓子、そして暮らしに彩りを添える雑貨が並びます。フードは素材の味を活かしたやさしい味わいで、心も体もほっと和む美味しさです。雑貨コーナーには、手触りの良いリネンのクロスや陶芸作家の作品など、日常を少しだけ豊かにしてくれるアイテムが揃っています。

RK DAYSは、軽井沢の自然と寄り添いながら、暮らしの美しさをそっと思い出させてくれる場所。旅の途中にふと立ち寄りたくなる、そんなやさしい空間で、日常に寄り添う小さな幸せを見つけてみてはいかがでしょうか。


おすすめPOINT!

軽井沢エリアマネージャーの平賀涼子さんにお話を伺うと、「RK DAYSは、“日々の暮らしに少しの豊かさを”というコンセプトで運営しています。料理だけでなく、食生活全体を通して、日常の中で“ちょっといいもの”との出会いを提供したいと考えています」と語ってくれました。

「さらに、季節の食材を使ったお惣菜とともに、食にまつわる雑貨を取りそろえたライフスタイルショップでは、大量生産ではなく、丁寧に作られた“美味しい”を届けることを大切にしており、軽井沢のお土産にもぴったりです。また、RKGARDENがヴィーガン料理を中心にしているのに対し、RK DAYSではヴィーガンにこだわらず、幅広いメニューを楽しめるのも魅力のひとつです」。

RK DAYS 内観
RK DAYS 内観

おすすめのお惣菜が数多くありますが、特に人気なのが「大西シェフのてり唐特製マヨネーズ」「とろけるボロネーゼラザニア」「契約農家から届く季節の野菜のロースト」とのこと。なかでも「季節の野菜のロースト」は、軽井沢や近郊で採れる野菜のポテンシャルを最大限に引き出した一品。自然農法に詳しいシェフが、野菜本来の旨みを引き立てる調理法で仕上げていて、素材の味をじっくりと楽しめます。

RK DAYS てり唐

また、「てり唐」は子どもにも大人気。ある小学生は、おこづかいを握りしめて買いに来るほどのファンなのだとか。から揚げは1個から量り売りで購入できるので、小腹がすいたときや、いろいろな味を少しずつ試したい方にもぴったりです。コーヒーやスイーツと一緒に、Karuizawa Commongroundsの中庭でゆったりと過ごすのもおすすめです。

さらに詳しく!

店名の「RK」は、「Rustic Kitchen(ラスティック キッチン)」の頭文字を取ったもの。「Rustic」は、“素朴な”、“普遍的な”、“流行に左右されない”、“変わらない美しさ”といった意味を持つ形容詞で、木の温もりや自然素材を活かした雰囲気を表現する際によく使われます。「Kitchen」は“台所”を意味し、食と暮らしを大切にするブランドの姿勢が込められています。

RK DAYS 料理
RK DAYS 内観

軽井沢エリアマネージャーの平賀涼子さんに、軽井沢の魅力について伺うと、「四季折々、訪れる方の雰囲気も変わります。夏の繁忙期前は身が引き締まる思いがしますし、冬は寒いですが、私は四季の中で一番美しい季節だと思っています。観光地でありながら、素朴であたたかく、さまざまなコミュニティが共存し、多様な文化を受け入れる場所だと感じています」とのこと。

最後に、訪れる方へのメッセージ、「軽井沢や近郊はもちろん、長野の魅力も感じていただけたらうれしいです。移住してきたスタッフもいれば、ずっと軽井沢に暮らしているスタッフもいます。そんな私たちが選んだ“地元のおすすめ”を、ぜひ楽しんでいただければと思います」と、あたたかな言葉を届けてくれました。

RK GARDEN
RK DAYS(アールケー デイズ)

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉1690-1 Karuizawa Commongrounds 内

営業時間:10:00A.M.~6:00P.M.

定休日:火曜日

TEL:0267-41-0601

アクセス:
中軽井沢駅(しなの鉄道)徒歩約15分
上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約25分
※駐車場:あり(無料)
※お惣菜やParty Boxは、ご予約や取り置きもできます、お店までご連絡ください。
※メニューは季節や仕入れ野菜により変わりますのでご了承ください。

文化学院の理念を受け継ぐ、芸術と自然に包まれた英国風美術館
軽井沢ルヴァン美術館

軽井沢ルヴァン美術館

『軽井沢ルヴァン美術館』は、文化学院の創立者・西村伊作の理念を受け継ぐ美術館です。英国風の建築と自然に囲まれた静かな空間が魅力で、芸術・建築・軽井沢の自然を一度に楽しめる特別なスポットです。

軽井沢の緑深い小道を抜けた先に、ひっそりと佇むこの美術館は、まるで森の中の隠れ家のよう。門をぬけると、英国風の落ち着いた雰囲気の建物と手入れの行き届いた庭が迎えてくれ、鳥のさえずりと風の音が心地よく響きます。

軽井沢ルヴァン美術館 入口
軽井沢ルヴァン美術館 外観

西村伊作は、紀州の資産家で、若い頃から油絵や陶芸に親しみ、欧米の生活様式を日本に紹介した人物です。建築事務所を構え、住宅・学校・教会などの設計を手がけ、多くの著書も出版しました。「小さくて善いものを」「高価なものより美しいものを」という思想は、文化学院の教育方針にも表れ、ルヴァン美術館では彼の写真や遺作、陶芸作品、建築模型などが展示されています。

1921年(大正10年)、西村は与謝野寛・晶子夫妻や石井柏亭らとともに、理想の芸術による教育を目指して東京・駿河台に文化学院を創設。英国のコテージ風に設計されたこの建物と庭園は、当時から話題を呼びました。その校舎を再現したのが、現在のルヴァン美術館の建物です。

現在は美術の企画展に加え、陶芸・染め・木工・ウィンターオーナメント・スワッグ作りなど、さまざまなワークショップも開催されています。※スワッグ(swag)とは、ヨーロッパで古くから幸福を呼ぶとされる壁飾りで、花や葉を束ねて逆さに吊るすスタイルが一般的です。

美術館で鑑賞したあとは、併設のカフェでハーブティーをいただきながら、庭を眺めてひと息。時間がゆっくりと流れるこの場所では、日常の喧騒が遠く感じられます。芸術と静寂を愛する人にこそ訪れてほしい、とっておきの空間です。


おすすめPOINT!

公益財団法人 軽井沢美術文化学院の学芸員・立花万起子さんにお話を伺うと、「軽井沢ルヴァン美術館のコンセプトは、西村伊作が創設した文化学院の理念を伝えることにあります。文化学院は、芸術と自由を通じて人を育てる学校でした。その思想や精神を感じながら芸術を楽しんでいただけるように、この美術館はつくられました。

西村伊作は、学校を“工場のように何かを生み出す場所”ではなく、“家庭のように存在することで美しい心が育つ場所”と考えていました。そのため、英国のような雰囲気の中で、生徒や子どもたちと接していたのです」と立花さん。なお、軽井沢ルヴァン美術館の初代館長は西村伊作の子息・西村八知氏が務めました。

軽井沢ルヴァン美術館 内観

美術館には、軽井沢のハイシーズンになると全国から多くの来館者が訪れますが、6〜7月頃は近隣にお住まいの常連の方々や、リタイア後にゆったりと過ごす方、別荘滞在中の方々が多く訪れるそうです。夏のシーズン(7月から9月)に開催されるコンサートやワークショップを楽しみにしている方も多いとのこと。

また、美術館には開放的なカフェが併設されており、ワンちゃん連れのお客さまも多く訪れます。ランチメニューも人気で、お散歩の途中にふらりと立ち寄られたり、本を読みながらお茶を楽しむ方の足元で、ワンちゃんが気持ちよさそうに眠っている姿も見かけるそうです。

さらに詳しく!

学芸員の立花万起子さんに、美術館を訪れる方へのメッセージを伺うと、「“美術”や“芸術”というと、少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、実は美にふれて心が震えるような瞬間って、もっと身近なところにあるのです。そういう意味では、誰もが芸術家だと思っています。身近なものに『美しい』と感じられる心が、誰の中にも眠っているのではないでしょうか。

軽井沢ルヴァン美術館 内観

西村伊作は『生活の中に芸術を』という言葉を残しています。たとえば、きれいな目玉焼きが焼けたときに、その美しさを愛でることも、もう立派な芸術なのです。もちろん、有名な作家の作品も素晴らしいですが、“ステキ”とか“ドキドキ”といった感覚から始まる出会いも、とても大切にしたいと思っています。だからこそ、美術館ではコンサートやワークショップなど、さまざまなイベントを開催しています。美術をもっと身近に感じてもらえたらうれしいです」。

コンサートやワークショップを楽しみ、その後は、美術館の中庭に広がる手入れの行き届いた芝生を眺めながら、併設のカフェでゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

軽井沢ルヴァン美術館 看板
軽井沢ルヴァン美術館

住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉957-10

営業時間:10:00A.M.~5:00P.M.(入館は4:30P.M.まで)
カフェ 10:00A.M.〜5:00P.M.(L.O.4:30P.M.)

定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)8月1日〜9月15日は無休、開館期間:6月初旬〜11月初旬

TEL:0267-46-1911

アクセス:
軽井沢駅(JR北陸新幹線・しなの鉄道)から車で約15分、中軽井沢駅(しなの鉄道)から車で約5分
軽井沢駅・中軽井沢駅から町内巡回バスで「杉瓜(すぎうり)」バス停下車徒歩約2分
上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約25分
※駐車場あり(無料)

国登録有形文化財の洋館を改装した、森に佇む癒しのカフェ
旧軽井沢Cafe涼の音

旧軽井沢Cafe涼の音

『旧軽井沢Cafe涼の音(すずのね)』は、大正時代に建てられた洋館をリノベーションしたカフェで、国の登録有形文化財にも指定されています。森の中に佇むこのカフェでは、軽井沢の自然に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

軽井沢銀座の喧騒を抜け、細い道を右に左に曲がりながら進んでいくと、「Cafe涼の音」と書かれた小さな看板が現れます。その先、木立の中へと続く道を歩いていくと、「本当にこの先にあるのだろうか」と少し不安になる頃、ふいに姿を現すのがこのカフェ。出会った瞬間、思わず「見つけた」と声に出したくなるような、静かな感動があります。

旧軽井沢Cafe涼の音 内観

苔むした庭を望むテラス席に腰を下ろせば、木漏れ日がやさしく差し込み、軽井沢ならではの澄んだ空気に思わず深呼吸したくなります。まるで時間がゆっくりと流れ出すような感覚に包まれます。

店内に入ると、入口にはリスのためのひまわりの種や水が用意されており、自然との共生を感じさせてくれます。左右に分かれた室内には、落ち着いたテーブル席や心地よいソファ、そして暖炉がある空間が広がり、コーヒーの香りが静かに漂います。耳を澄ませば、鳥のさえずりと風に揺れる葉音だけが響く、まさに癒しのひとときです。


おすすめPOINT!

旧軽井沢Cafe涼の音の店長・榊原亮輔さんにお話を伺うと、この建物の深い歴史と、カフェとして生まれ変わるまでの物語を語ってくれました。

「築100年を超えるこの建物は、大正から昭和にかけて、第4代と第6代の大蔵大臣・松方正義の孫の松方春子さん(エドウィン・ライシャワー駐日大使夫人)が受け継ぎ、大切に守られてきました。軽井沢には明治時代の旅籠を再利用した別荘である“前期バンガロー”と呼ばれる建築様式がありますが、当店も“前期軽井沢バンガロー”に分類され、当時としては珍しいベランダや、浅間石を使った石造りの暖炉など、ハイカラな造りが特徴です。

旧軽井沢Cafe涼の音 内観

その後、この建物はスイス公使館として使われたり、1970年代には作家・森瑤子さんが避暑や執筆活動をして暮らしていたことも。さらにその後は、カナダ人のサロモンさんが住まわれていたそうです。ただ、長い年月の中で建物は老朽化し、床が抜け、壁も崩れかけていました。そんな状況を見かねた軽井沢ナショナルトラストの会のメンバーがこの建物を購入し、保存と活用の道を探る中で、私が“ここでカフェをやりたい”と声を上げたのが始まりでした」。

この建物の先は別荘地で、商業施設を作ることはできません。そのため、この特別な立地を活かし、軽井沢らしい木立に囲まれた雰囲気をそのまま残して、カフェとして生まれ変わりました。

「オープン前は、建物のあちこちが崩れていて、自分たちで手を入れながら修復しました。歴史的な価値や味わいのある部分はできるだけ残し、手づくりでお店を整えていきました。お店のコンセプトは、「軽井沢のために地元の私たちができることを」という思いも込めて、別荘気分を味わえるような、ゆったりとした空間づくりを大切にしています」。

ゆっくりと過ごしていただきたいという思いから、コーヒーはおかわり自由とのこと。人気メニューは「朝食セット」と「フレンチトースト」。朝食セットには、軽井沢産の新鮮な野菜を使ったサラダが付き、地元の味を楽しめます。また、フレンチトーストは“軽井沢のフレンチトースト”としてA級グルメにも選出された自慢の一品です。

さらに詳しく!

店長の榊原亮輔さんに、軽井沢の魅力について伺うと、「軽井沢は“別荘地なのか観光地なのか”と聞かれることがあります。確かに、旧軽井沢商店街やショッピングセンターなどもあって、華やかな印象を持たれるかもしれません。でも、大通りから一歩入ると、気持ちのいい木立の中をゆっくりと散歩できます。たとえば“室生犀星の小径”を歩くだけでも心が落ち着きますし、森の中をのんびり歩くような、普段なかなか味わえない時間の過ごし方をしていただけたらと思っています」。

旧軽井沢Cafe涼の音 内観
旧軽井沢Cafe涼の音 外観

そして、訪れる方へのメッセージ、「軽井沢の夏はにぎやかですが、別荘が立ち並ぶエリアに入ると、静かな木立の中をゆっくり歩くことができます。『旧軽井沢Cafe涼の音(すずのね)』の庭では苔を育てていて、木々の間に広がる苔むした景色はとても涼やかです。毎日のようにリスがやってきて、餌をあげたり、ときにはキツネが顔を出すこともあるんです。そんな、普段とは少し違う“非日常”の空間で、ゆったりとした時間を楽しんでいただけたらうれしいです。心よりお待ちしています」。

旧軽井沢Cafe涼の音は、軽井沢の自然と文化が静かに溶け合う場所。喧騒から離れ、心を整えたいときに、そっと訪れたくなる特別な空間です。

旧軽井沢Cafe涼の音 看板
旧軽井沢Cafe涼の音(すずのね)

住所:長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢972

営業時間:9:00A.M.~5:00P.M.(L.O. 4:30P.M. CLOSE 5:00P.M.)

定休日:水曜日(GW中は営業)、※冬季はクローズ(例年4月〜12月営業)

TEL:0267-31-6889

アクセス:
軽井沢駅(JR北陸新幹線・しなの鉄道)から車で約5分、軽井沢駅から町内循環バス「東・南回り線」に乗車「旧軽井沢」下車徒歩約5分
上信越自動車道「碓氷軽井沢I.C.」から約25分
※専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングや「軽井沢ユニオン教会」駐車場などをご利用ください。

日常を癒す、アートな森へ
軽井沢プリンスホテル イースト

日常を癒す、アートな森へ 軽井沢プリンスホテル イースト

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