FUN!'S INTERVIEW #2
和のアフタヌーンティー
~ “あんに恋する和夏メロン”の世界 ~
昭和100年を迎える節目に味街道 五十三次に登場する和のアフタヌーンティー「あんに恋する和夏メロン」を、
よりお楽しみいただけるように、料理長の想いを伺いながら、本アフタヌーンティーの魅力や、あんことメロンの織りなす世界をご紹介いたします。
和菓子の世界において、あんこは単なる甘味を超え、日本人の心に寄り添い続けてきた特別な存在です。家族や大切な方との何気ない時間や節目をやさしく支えてくれる、その穏やかな味わいには、ほっとする安心感があります。そのあんこの持つ奥ゆかしさと豊かな味わいに、夏の陽射しをたっぷりと受けて育ったメロンが、自然と心を寄せるのはごく当然のことかもしれません。
みずみずしさと上品な甘みを携えたメロンが、あんこのやさしさに静かに惹かれ、寄り添う——
そんなさりげない調和が、このアフタヌーンティーには込められています。
メロンの持つみずみずしさやとろけるような舌ざわり、そして上品で繊細な甘さは、あんこのやさしくまろやかな味わいと絶妙に調和します。
メロンを口に含んだ瞬間に広がるジューシーな果汁が、あんこのしっとりとした甘みと重なり合うことで、両者の風味がより一層引き立たせ、特に、メロンの爽やかな香りや瑞々しさが、あんこのコクや深みを軽やかに包み込み、後味に心地よい余韻を残します。
なめらかなあんこの食感と、メロンのとろけるような果肉が一体となることで、これまでにない新鮮な味わいと贅沢な口どけをお楽しみいただけます。
この組み合わせは、まるで恋に落ちるように、互いの魅力を引き出し合い、アフタヌーンティーのひとときをさらに特別なものへと演出してくれます。
あんこの魅力に心惹かれるメロンたち。
その中には、
夕張メロン
まるでリキュールの様な芳醇な香りとコクのある甘み、そしてとろけるような食感の鮮やかなオレンジ色
マスクメロン
濃厚な甘みと、芳醇な香り、そしてとろけるような舌ざわり
赤肉メロンの鮮やかな色彩と濃厚な味わい
強い甘みと芳醇な香りが特徴的で、ジューシーで滑らかな触感
など、それぞれが個性豊かな表情を見せています。
どのメロンがあんこの心を射止めるのか――その答えは、ひとつではありません。
メロンたちもまた、ただ静かに佇んでいるだけではありません。
メロンシャーベットの涼やかな口溶け、メロン杏仁豆腐のやさしい調和、そしてメロンパンのふんわりとした甘さといった多彩な姿で、その魅力をさりげなく表現しています。
それぞれが自らの個性を大切にしながら、あんことの出会いに華やぎを添えているのです。
こうして多彩なメロンの魅力とあんこの優雅な調和が生み出す、至福のひとときは、まさに日本の伝統と季節感を感じる贅沢な時間となります。
その特別な体験を、東京の街並みを一望できる「味街道 五十三次」(品川プリンスホテル メインタワー 38F)の美しい眺望と共に演出いたします。
- 料理長からのメッセージ
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メロンのジューシーさと、上品な甘さ、なめらかなところがお互いの良さを引き立てていると思います。
お客さまご自身でお好みの食べ合わせ、組み合わせをぜひ見つけながらお楽しみください。
味街道 五十三次 料理長:板倉 宏





