Concept
- -楽しい北海道からの贈り物-
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私たちは、この新しいレストランで、地域の皆さまをはじめ、
国内外のお客さまに“食の楽しさ”と“特別な時間”をお届けします。雄大に広がる北の大地をイメージした店内で、北海道の豊かな大地と海が育んだ
新鮮な食材をふんだんに使用したメニューの数々をご用意いたします。北海道の恵みを、心を込めたおもてなしで。
新しい一皿との出会いに、どうぞご期待ください。
Renewal
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- 北海道の恵みを一堂に
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ブッフェボードにはマルシェの雰囲気を感じるような素材を生かした料理を、ライブキッチンではダイナミックに焼き上げる肉料理や、アレンジ自在な遊び心溢れるデザートを提供。旅の思い出に、そして日常の特別なひとときに、北海道ならではの味覚をお楽しみください。
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大切な時間を彩る
個室プライベートダイニング -
ご家族での会食や大切なご友人との集まりに最適な個室を2室ご用意しました。周囲を気にせず、ゆったりと食事を楽しめる空間は1室最大10名さまでご利用いただけます。特別な時間をより一層心地よくお過ごしください。
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大切な時間を彩る
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- 日常に寄り添うラウンジエリア
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朝食、ランチ、ディナーのブッフェ営業に加え、店内の一部を「ラウンジエリア」とし、焼き立てのピザやパスタなどのアラカルトメニュー、夜はアルコールを提供するなど、カフェ営業を新たに開始いたします。ご宿泊者さまはもちろん、近隣の皆さまもカジュアルに楽しめるスペースを設けオールデイダイニングとして生まれ変わります。
Interview
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株式会社丹青社 デザインセンター
エクスペリエンススペースデザイン局
ホテルデザインユニット デザイングループ
グループ長
クリエイティブエキスパート石井 康祐 Ishii Kosuke
物販店、飲食店などの商業空間からオフィスなどのコミュニケーションスペース、近年はホテルなどのホスピタリティ空間のデザインを中心に活躍。幅広い分野を手がけることで得た経験や知識を活かし、ユーザー目線とクライアント目線を大事にしつつ、常に新しいデザインにもチャレンジし続けている。
インタビュー内容はこちら- Q1今回のリニューアルで、最も意識したデザインコンセプトは何ですか?
- デザインコンセプトは「The North Land」です。既存のレストランが持つ天井高があり開放感のある空間を、雄大な自然が広がり、食材の源になる北海道の大地に重ね合わせ、ダイナミックなデザインと自然のエレメントを取り入れて表現しています。
- Q2北海道らしさを表現するために取り入れた素材や色の工夫はありますか?
- 木、土、石などの自然の素材感を取り入れています。また、ラウンジ、ダイニングコーナーと個室はそれぞれ北の大地の新緑と晩秋をイメージしたカラースキームで展開しております。ライブキッチンの腰の一部には札幌軟石を使用して地域性を表現しています。ライブキッチン上部のアートは大地の四季をイメージした4つのカラーを組み合わせた木をイメージしています。個室のアートは木の丸太をくりぬいたような形状で北海道のニレとオンコ(イチイ)の木を用いています。
- Q3ブッフェエリア、ラウンジエリア、個室それぞれの空間で意識したデザインの違いは?
- ラウンジエリアは椅子のサイズ感にゆとりを持たせより寛げる配慮と象徴的な円形のアイランド形状のドリンクカウンターが特徴となり、店外からもシンボリックな空間となります。ダイニングエリアはベンチシートやダイニングチェアなど様々なゲストに対応できるようにフレキシブルに構成しています。また、ラウンジエリアはグリーンを中心した春から夏の新緑のイメージ、ダイニングエリアはオレンジを中心した晩秋のイメ―ジとしています。個室は2つある部屋の色をラウンジ、ダイニング同様に2つのカラーで差別化しています。
- Q4お客さまが「心地よさ」を感じるために特にこだわったポイントは?
- ラウンジ、ダイニングコーナーと個室はそれぞれ北の大地の新緑と晩秋をイメージしたアースカラーを取り入れたカラースキームは程よい高揚感と落ち着いた印象も感じていただけます。椅子のサイズ感、質感、また夜は間接照明の灯りなどが心地良さを感じていただくポイントとなります。
- Q5自然光や照明計画で工夫した点はありますか?
- 朝、昼、夜とシーンにあわせて変化できる照明計画。夜は間接照明の落ち着いた光の演出により上質なダイニングシーンをつくります。木の枝のようなイメージのペンダント照明を新設することにより華やかなイメージも演出します。
- Q6個室空間を演出するためのデザイン上の工夫は?
- 外光が入る窓があり明るさや広さを感じる、ダイニング奥の落ち着いたエリアに配置しています。床はカーペットで足元の踏み心地と木の壁の質感の落ち着いた雰囲気にアクセントのアートでプライベート感を演出しています。
- Q7デザインを通じて「食体験」をどのように引き立てようと考えましたか?
- ブッフェレストランの最大の魅力であるブッフェコーナーを引き立てることを一番に考えました。今まで分散していたブッフェコーナーをまとめることにより、ゲストは種類豊富なブッフェコーナーを一望でき期待感を高めます。シェフが主役であるライブキッチンをより象徴的なステージとして一新することにより、よりライブ感、シズル感が醸成されてゲストの食の期待感を高めています。
- Q8今回のリニューアルで、ホテル全体のイメージとの調和をどう考えましたか?
- 2024年12月にデザインを手がけた客室階は自然のエレメントをテーマに展開していきましたが、今回も同様にホテルの足元のグランドフロアに根付く雄大な大地「Grandeur」がデザインのテーマでした。このテーマをもとにデザインコンセプトの「The North Land」と繋げています。
- Q9お客さまが気づかないかもしれないけれど、こだわったディテールは?
- 大きな箇所だと木立のようなシルエットをイメージしたファサード(正面デザイン)やパーテションの格子、同じモチーフをより大胆に展開した壁面デザインです。椅子、テーブル端部の手が触れる箇所には曲線をとりいれて手触りの温もり、柔らかさを表現しました。
- Q10デザインを通じて来店客に伝えたい想いは何ですか?
- 生まれ変わったレストラン「Grandeur」で北海道の自然の温もりを存分に感じてもらいたいです。
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札幌プリンスホテル
オールデイダイニング グランデュール
シェフ錦織 弘将 Nishikiori Hiromasa
1991年 札幌プリンスホテル入社。鉄板焼きレストラン「ステーキハウス 桂」で焼き手としてスキルを磨き、素材と向き合う姿勢を大切にしてきた。その経験を生かし、できたての美味しさと臨場感あふれる料理を届けている。
インタビュー内容はこちら- Q1リニューアルに合わせて、料理のコンセプトにどんな変化を加えましたか?
- これまでも地元食材を使っていましたが、より“素材の持ち味を感じられるシンプルな調理”にシフトしています。お客さまが料理を前にしたときに、「これが北海道の味だ」と実感できるようなメニューづくりを意識しました。
- Q2 北海道の食材を使う上で意識したポイントは何ですか?
- 広大な北海道には地域ごとに異なる旬があります。道産のお肉や魚介、野菜など、それぞれの“ベストシーズン”を大切に、仕入れ先とやり取りをしています。また、どこの生産者がどう作っているかをスタッフも理解して、お客さまに伝えられるよう心がけています。
- Q3 ブッフェとラウンジでは、提供する料理はどう変わりますか?
- ブッフェでは「北海道を旅するように」楽しめるよう、種類の豊富さとライブ感を重視しています。一方でラウンジは、ゆったりと会話を楽しめる空間ですので、「北海道産ベーコンと玉ねぎのビスマルク風ピザ」や、「ホテルメイドのトリュフまぜ麺」など、少しカジュアルに楽しめるメニューをご用意しています。
- Q4 お客さまの食事体験をより特別にするために工夫したことはありますか?
- “体験としてのブッフェ”を目指し、オープンキッチンのライブ感を活かしています。シェフが目の前で仕上げるグリル料理や季節の一品など、五感で楽しんでいただける演出を大切にしています。
- Q5 見た目や盛り付けで特にこだわった点は?
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ホテルらしい上品さを保ちながらも、食材そのものの色や質感が際立つ盛り付けを意識しています。
特に野菜や海の幸など、北海道の自然を思わせる“彩り”を大切にしました。 - Q6 季節ごとの食材やメニューで工夫していきたいことは?
- 春は山菜やアスパラ、夏はとうもろこしやメロン、秋はきのこやジャガイモ、冬は魚介や乳製品など、四季の恵みを生かしたメニューを展開し、季節が変わるたびに訪れたくなるようなラインナップをお届けしたいです。
- Q7 食材や調理法で、お客さまに「北海道らしさ」を感じてもらう工夫は?
- “素材の力を信じること”が北海道らしさだと思います。余計な手を加えず、素材の味を引き出す調理を心がけています。
- Q8 新しいメニューで、特におすすめしたい一品は?その理由は?
- おすすめは「ハーブとレモンの丸ごとローストチキン」です。低温でじっくり火を入れ、肉の旨みを最大限に引き出しました。目の前でカットして提供するスタイルは香りと熱気まで含めて楽しんでいただけます。
- Q9 シェフとして、料理を通じてお客さまに伝えたいメッセージは何ですか?
- 「北海道の食の豊かさを、ホテルで気軽に味わってほしい」という思いです。旅行や記念日だけでなく、日常のひとときにも、ここで過ごす時間が“少し特別”に感じられるように。そんな気持ちで一品一品を仕上げてまいります。
- Q10 リニューアルを通じて、空間の変化に合わせて意識したことは何ですか?
- 明るく開放的な空間になったことで、料理も“見た目の軽やかさ”や“華やかさ”を意識しました。空間が変わることで、同じ料理でも印象が変わります。お客さまが空間と料理の両方から“新しい札幌プリンスホテル”を感じていただけたら嬉しいです。
Information
席数
営業時間
| 朝食 | 6:00A.M. ~ 10:00A.M. |
|---|---|
| ランチ | 11:30A.M. ~ 2:30P.M. |
| ディナー | 5:30P.M. ~ 9:00P.M. |
| カフェ | 10:00A.M. ~ 10:00P.M. |
料金
| 朝食 | おとな¥3,800/ご宿泊者さま優待¥3,500 |
|---|---|
| ランチ |
おとな 平日¥4,000 /土休日¥4,500 小学生 平日¥1,800/土休日¥2,000 4才~未就学児 平日¥1,200/土休日¥1,300 |
| ディナー |
おとな ¥6,500 小学生 ¥3,000 4才~未就学児 ¥1,900 |
| カフェ | フードメニュー ¥1,200~ |
- 料金には、サービス料・消費税が含まれております。
- 上記内容は、2025年11月時点の情報であり、変更となる場合がございます。
- 画像はイメージです。