今回で3回目の開催となる三養荘文楽。
人間国宝の截金細工が輝く舞台で、
間近で迫力ある特別な公演をご体感ください。

さらに、ご夕食会場での「人形」「三味線」の実演解説や、
翌朝の人形遣い体験まで、奥深い文楽の世界に浸れる
特別なプログラムをご用意いたしました。

かけ流し温泉付きの客室や広大な日本庭園で寛ぎ、
旬の食材の懐石料理を味わい、日本の伝統文化に触れる、
三養荘での実り多き春時間をご堪能ください。

2025年2月 春爛漫プレミアム文楽 実施風景

料金(1名さま)

客室
タイプ
1室
1名利用
1室
2名利用
1室
3名利用
1室
4名利用
1室
5名利用
1室
6名利用
貴賓室 ¥234,000 ¥174,000 ¥155,000 ¥145,500 ¥139,500 ¥135,500
デラックス ¥194,000 ¥154,000 ¥141,000 ¥134,500 - -
スタンダード ¥154,000 ¥134,000 ¥127,500 ¥124,500 - -
  • ※チェックイン 3:00P.M./チェックアウト 11:00A.M.
  • ※料金には、室料、夕食、朝食、文楽鑑賞、サービス料・消費税、入湯税が含まれております。
  • ※本イベントは特別宿泊プランのため、事前の銀行振込みでのお支払いとなります。また、ご予約完了後のキャンセルの場合、下記のキャンセル料を申し受けます。
    不泊:100% 当日:80% 前日:20% 2~21日前:10%
  • ※Seibu Prince Global Rewards ダイヤモンドメンバーは特別料金をご用意しております。お問合せ・ご予約はSeibu Prince Global Rewards ダイヤモンドメンバーコンシェルジュデスクにて承ります。
  • ※プリンス バケーション クラブ会員は「プリンス バケーション クラブ 三養荘」をホーム利用料金または 相互利用料金+入湯税+文楽プラン料金(1名さま ¥108,000 サービス料・消費税込み)にてご利用いただけます。お問合せ・ご予約はプリンス バケーション クラブ メンバーデスクにて承ります。

予約開始日(先着順)

2025年12月4日(木) 10:00A.M.より

お問合せ・ご予約

伊豆長岡温泉 三養荘

予約係 TEL: 055-947-1111

受付時間/10:00A.M.~6:00P.M.
(2025年12月30日(火)~2026年1月3日(土)を除く)

Special Performance三養荘特別公演

  • 人形浄瑠璃文楽「壷坂観音霊験記」

演 目

壷坂観音霊験記つぼさかかんのんれいげんき』「沢市内さわいちうちより山の段」
3月1日(日) 4:00P.M.頃
開演予定

『壷坂観音霊験記』は、信仰と夫婦愛が奇跡を呼ぶ感動の物語。
盲目の沢市とその妻・お里の深い絆を描いた、世話物※1の名作です。

舞台は観音信仰の豊かな奈良・壷坂山。夜ごと出掛ける妻の様子に、不貞を疑う沢市でしたが、お里の行動にはある深い訳がありました。
誤解が解けたのち、思いを確かめ合った夫婦ですが、互いに相手を思うあまり、哀しい覚悟で崖から身を投げてしまいます。
その時、観音の慈悲によって奇跡が――
クライマックスが涙を誘う、文楽屈指のドラマチックな作品です。

元は西国三十三所巡礼にまつわる作品で、伊豆に残る三十三所観音霊場にも通じる祈りが息づきます。
深い愛と信仰とが織りなす温かい物語をどうぞご堪能ください。

※1 世話物とは歴史物と違い、当時の町民社会を描いたジャンルのこと

人形遣い/プロデュース

重要無形文化財総合認定保持者吉田 勘彌かんや

芸 歴

昭和49年5月 国立劇場文楽第2期研修生となる
昭和51年4月 二代桐竹勘十郎に入門、桐竹勘弥と名のる
昭和51年4月 朝日座で初舞台
昭和61年11月 三代吉田簑助門下となり、吉田姓を名のる

受賞歴

平成11年7月 因協会奨励賞
平成18年3月 第25回(平成17年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
平成29年4月 第36回(平成28年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
令和2年3月 令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>
令和3年3月 第40回(令和2年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞

プロデュース・人形遣い
吉田勘彌氏より

盲目の三味線弾き沢市と、献身的に尽くすお里の深い絆と夫婦愛を描いた世話物。
明治初期に創られた浄瑠璃で、歌舞伎や講談、浪曲としても演じられています。
壷坂寺は西国三十三ヶ所第六番札所の眼病封じのお寺です。
沢市お里の奇跡の物語をお楽しみください。
春爛漫プレミアム文楽も今回で三回目、皆さまにもミラクルが訪れますように。

出演者

  • 豊竹呂勢太夫
    (太夫)
  • 鶴澤燕三
    (三味線)
  • 鶴澤燕二郎
    (三味線)
  • 吉田玉佳
    (人形遣い)
  • 桐竹紋臣
    (人形遣い)
  • 吉田玉翔
    (人形遣い)
  • 吉田玉誉
    (人形遣い)
  • 吉田玉路
    (人形遣い)
  • 吉田玉延
    (人形遣い)
  • 吉田和登
    (人形遣い)

※出演者・演目は変更となる場合がございます。

義太夫ワークショップ

義太夫ワークショップ

公演の前には、豊竹呂勢太夫が、文楽の見方や演目の見どころを分かりやすく解説するワークショップを実施いたします。前回公演では、太夫になりきり劇中の台詞をご参加者全員で実際に発声した場面も。文楽ファンも、初めての方も、楽しみながら学べるワークショップです。

Dinnerご夕食

三養荘料理長 土屋 慎也が、伊豆の新鮮な旬素材を使用したこだわりの逸品をご提供いたします。
お食事中には、「人形」と「三味線」の実演解説で舞台の裏側にも迫ります。
滋味豊かな山海の幸と、お料理に合わせてセレクトしたお飲みものとともに、ご歓談を心ゆくまでお楽しみください。

御献立

前 菜:
ウルイと長岡温泉木耳のお浸し 百合根ムース 春菊と焼き鱈白子の和え物 鴨、筍の挟み焼き 蚕豆二身揚げ 串打ち
御 椀:
蛤道明寺蒸し鶯仕立て 桜葉 塩花 花弁人参 鉤蕨
お造り:
本マグロ赤身 天然鯛 生雲丹 赤貝 芽物一式
焼 物:
桜マス木の芽焼き 鰆白酒焼き 金柑蜜煮 桜花蓮根 タラの芽白扇揚げ
煮 物:
独活信田巻き 鯛の子生姜煮 筍 菜の花 春椎茸
進 肴:
黒毛和牛静岡そだちフィレ 新玉葱の和風ソース掛け 温野菜添え
御食事:
国産筍と地鶏の炊き込み御飯 赤だし汁 香の物
水菓子:
菱餅風三色ムース 苺 デコポン

Sanyo-so伊豆長岡温泉 
三養荘について

歴史が息づく伊豆の地に、ひっそりとたたずむ離宮。

伊豆長岡、源氏山のふところに抱かれた三養荘。
旧三菱財閥の創始者 岩崎弥太郎氏の長男 久彌氏の別邸として、壮大な日本庭園の中に建てられました。歴史と格式ある数寄屋造りの本館は、貴重な国民的財産として有形文化財に登録されています。
四季の移ろいが美しい庭園は、およそ3,000 坪。近代日本庭園の先駆者である京都の庭師 小川治兵衛氏の手による壮大な日本庭園が広がっています。

歴史ある伊豆長岡温泉

9.1pHの高濃度アルカリ泉。
自然を愛でながら、やわらかな感触の湯に浸かれば心も身体もほぐれていきます。

泉質:アルカリ性単純泉
効能:リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻痺、病後回復期

伝統と懐かしさに浸り、心を解き放つ

本館は日本建築伝統を今に伝える重厚な風格を、新館は建築家 村野藤吾氏設計による数奇屋造りを、それぞれ存分に味わっていただけます。

Bunraku文楽について

江戸時代から続く伝統芸能「文楽」

今年ブームの歌舞伎、能楽と並んで日本三大伝統芸能の一つであり、重要無形文化財に指定されている「人形浄瑠璃文楽」は、人形を操る「人形遣い」、情景や心情を表現する「太夫」、音色と抑揚緩急で演出する「三味線」が三位一体となった総合芸術です。
太夫と三味線が、緊迫した呼吸の積み重ねによって紡ぐ義太夫節の語りの中で、人形遣いによって生命を宿したように動く人形。“人形だから” こそ、観る人それぞれが思いを投影し、人間の俳優以上に感情移入ができるとも言われています。
世界最高峰の人形劇と名高い「文楽」の魅力をご体験ください。

「三養荘」×「文楽」第三弾。
人間国宝の截金きりかね細工が輝く特別な舞台で、
日本の伝統芸能に触れるひとときを。

「文楽」の舞台となるのは、大広間「雄峰」。舞台正面には、截金作家・人間国宝 江里佐代子氏の大作『峰光』が展示され、雲海に浮かぶ山々を描いた繊細華麗な美しさが三養荘ならではの公演に華を添えます。

本イベントは、伝統芸能や伝統工芸を次世代に継承する支援を担う、西武グループと読売新聞社との共同プロジェクト「Action!伝統文化」の一環です。

  • ※当社のレストラン、宴会場などにおける食物アレルギー対応につきましては、食品表示法により製造会社など(当社の食材仕入先)に表示義務のある特定原材料8品目(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)のみとさせていただきます。8品目の対応をご希望のお客さまは事前にお申し出ください。
  • ※本イベントは、その他の特典・割引などはご利用いただけません。
  • ※イベント内容は変更になる場合がございます。
  • ※写真はイメージです。
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