五感で感じる絶景旅~日本の魅力を訪ねて~

Adobe Stockより「アフタヌーンティーイメージ」

▲Adobe Stockより「アフタヌーンティーイメージ」

アフタヌーンティーはどの順番で食べるのが正しい?
はじめてのアフタヌーンティーに役立つ情報も解説

アフタヌーンティーは長い歴史のあるイギリスの伝統文化です。

その名前や、どんなものを食べるかは知っていても、「食べる順番がわからない」と思ったことはありませんか?

この記事では、アフタヌーンティーセットを食べ進める順番のほか、はじめてアフタヌーンティーを楽しむために役立つ情報をご紹介します。

この記事の要約

  • アフタヌーンティーは下段→上段(サンドイッチ→スコーン→ケーキ)の順で食べるのが基本
  • 温かい料理は先に食べるなど、提供タイミングや店のスタイルに合わせて楽しむ
  • ティーカップの持ち方やスコーンの割り方など、基本マナーを知るとより上品に楽しめる
  • 服装や所作に配慮しつつ、形式にとらわれすぎず楽しむことが大切

全国

こんな方におすすめ!

  • アフタヌーンティー
  • マナー

更新日:2026/2/24

今回の旅の目的地

下の段から上の段へ、サンドイッチ、スコーン、
ケーキの順で食べ進めていく

  1. 1 塩気がある食べ物から食べていく

    • photoACより「小さな丸いパンのサンドイッチ」

      ▲photoACより「小さな丸いパンのサンドイッチ」

    アフタヌーンティーは基本的に、スタンドの下段から上段へと食べ進めていきます。

    下段には、サンドイッチやキッシュなどの塩味の軽食が置かれています。

    最初に塩気のあるものを口にすることで、その後に続くスイーツの甘みがより引き立ちます。

    アフタヌーンティーのスタンドには、そんな工夫が凝らされているのです。

    シェフが計算し尽くした味の構成を感じ取るのも、ホテルのアフタヌーンティーの楽しみ方です。

  2. 2 温かい食べ物は、冷めないうちにいただくのがおすすめ

    • photoACより「温かいスコーン」

      ▲photoACより「温かいスコーン」

    食べる順番はあるものの、「温度」もまた大切なポイントです。

    焼きたてのスコーンや温かいパイなどが運ばれてきた際は、冷めないうちにいただくのがおすすめです。

    スタッフからおすすめのタイミングを教えてもらった際は、その提案に従うのがスマートなふるまいです。

    料理の最も美味しい瞬間を逃さないためにも、ベストなタイミングで味わいましょう。

  3. 3 お店によって食べ物の並べ方が違うため、その場に合わせる

    • 鎌倉プリンスホテル公式Webサイトより「お花見アフタヌーンティー①」

      ▲鎌倉プリンスホテル公式Webサイトより「お花見アフタヌーンティー①」

    • 鎌倉プリンスホテル公式Webサイトより「お花見アフタヌーンティー②」

      ▲鎌倉プリンスホテル公式Webサイトより「お花見アフタヌーンティー②」

    アフタヌーンティーといえば三段スタンドが象徴的ですが、最近はプレート型やボックス型など、ホテルのコンセプトによって提供スタイルもさまざまです。

    ルールにこだわりすぎず、シェフの演出に身を委ねて楽しみましょう。

    たとえばプリンスホテルで提供されているアフタヌーンティーも、パティシエが料理やスイーツの魅力を最も引き立てる配置を意識して盛り付けを行っています。

    もし、食べ方などに迷う場合は、スタッフに「おすすめの順番」を尋ねてみてください。
    気を張りすぎず、周囲にアドバイスを求めるのも、スマートなゲストの姿だといえます。

覚えておくともっと楽しい
アフタヌーンティーの食事マナー

  1. 1 ティーカップの持ち方

    • photoACより「ティーカップ」

      ▲photoACより「ティーカップ」

    ティーカップを扱う所作には、その人の品格が映し出されます。

    カップのハンドルには指を通さず、親指と人差し指で挟み、中指を添えて静かに持ち上げるのが基本のマナー。

    小指を立てる必要はありません。

    ソーサーはテーブルに置いたまま、音を立てずに紅茶を口に運ぶ。

    この動作が、ホテルの上質な空気感と調和します。

    視線はカップの中に落とさず、少し先を見るように意識すると、より優雅で凛とした佇まいになります。

  2. 2 スコーンの食べ方

    • photoACより「スコーン」

      ▲photoACより「スコーン」

    スコーンはナイフを使わず、手で上下半分に割るのが伝統的なマナーです。

    スコーンが割れたら、右手にナイフを持ち、取り皿にとっておいたジャムやクリームを塗っていただきます。

    クリームとジャムは、ひと口で食べられる面積にだけ、その都度塗って口に運びましょう。

    ジャムを先に塗るか、クリームが先かは意見が分かれるところですが、イギリスでは、ジャムを先に塗る「コーンウォール方式」が主流といわれています。

  3. 3 セイボリーやスイーツの食べ方

    • photoACより「セイボリーやスイーツ」

      ▲photoACより「セイボリーやスイーツ」

    塩気のある食べ物(セイボリー)やスイーツは、ひと口、あるいはふた口で食べきれるように計算してつくられています。

    大きく頬張らず、上品に口へ運びましょう。

    ミルフィーユのように崩れやすいものは、最初から横に倒してナイフを入れると美しく食べられます。

    食べ方の美しさは、同席者や周囲のゲストへの配慮にもつながります。

  4. 4 食後のカトラリーの置き方

    • photoACより「カトラリーは6時の方向に置く」

      ▲PIXTAより「カトラリーは6時の方向に置く」

    食事が終わった後のカトラリーの置き方は、スタッフへの大切なサインです。

    ナイフとフォークをお皿の上に、6時の方向に置くことで、「満足しました」という無言の感謝を伝え、「下げてください」との依頼を行います。

    なお、カトラリーを4時の方向に置くこともありますが、6時の方向が正式なイギリス式のマナーです。

はじめてのアフタヌーンティーを楽しむために
知っておくべきポイント5選

  1. 1 服装は「スマートカジュアル」が基本

    • PIXTAより「スマートカジュアルな服装」

      ▲PIXTAより「スマートカジュアルな服装」

    ドレスコードは「スマートカジュアル」が基本です。

    男性はジャケット着用、女性は品の良いワンピースなど、ホテルの格に見合った装いを選びましょう。

    服装は自分を飾るためだけではなく、同行者への敬意を表し、場の雰囲気を構築する要素のひとつ。

    鏡の前で「ホテルのラウンジに相応しいか」を確認してから出かけましょう。

    背筋が伸びる装いは、自分自身の意識を切り替え、非日常のひとときをより深いものにしてくれるはずです。

  2. 2 行動は日常より静かに、丁寧に

    • PIXTAより「丁寧な所作」

      ▲PIXTAより「丁寧な所作」

    会話を楽しむのはアフタヌーンティーの醍醐味ですが、声量や動作などの「音」には細心の注意を払いましょう。

    特に写真撮影は、他のゲストのプライバシーや空間の静けさを損なわないよう、手短に済ませるのがマナーです。

    スマートフォンのシャッター音は抑えて、椅子を引く音にも気を配る。

    こうしたふるまいが、歓迎されるゲストの条件といえるでしょう。

  3. 3 時間制限がある場合を考慮する

    •  photoACより「時間制限に注意」

      ▲photoACより「時間制限に注意」

    ホテルのアフタヌーンティーは一般的に、利用時間が2時間~2時間半ほどに定められています。

    限られた時間を味わい尽くすのが、おとなのアフタヌーンティーの楽しみ方です。

    予約時間の数分前には会場に到着し、メニューをチェックしておきましょう。

    食べることやおしゃべりに夢中になって、終了間際に慌てて紅茶を飲み干すのではなく、最後の一杯をゆったり飲み終えてから席を立つ。

    時間を管理し、余韻を楽しむ心の余裕を持つことで、アフタヌーンティーの満足度は高まります。

  4. 4 事前に出てくるメニューを把握する

    •  photoACより「アフタヌーンティーイメージ」

      ▲photoACより「アフタヌーンティーイメージ」

    時間があれば、当日までに、公式Webサイトなどでアフタヌーンティーの季節のテーマや食材を予習しておくことをおすすめします。

    シェフのこだわりや茶葉のラインナップを知ることで、より深い体験ができるからです。

    ひと皿ごとに込められたストーリーを予習したうえで味わえば、シェフの思いを五感で受け止めることができるはず。

    事前のインプットは、当日の感動を倍増させるために欠かせない準備です。

  5. 5 「楽しむこと」を忘れずに

    •  PIXTAより「楽しい時間」

      ▲PIXTAより「楽しい時間」

    いろいろなマナーを挙げてきましたが、最も大切なのは、アフタヌーンティーの時間を心から楽しむことです。

    作法はあくまで、自分と周囲が心地よく過ごすためのガイドライン。

    形式にとらわれ、緊張しすぎて味が分からなくなってしまっては本末転倒です。

    上質な茶葉の香り、繊細なスイーツの色彩、そしてホテルの完璧なサービス。

    これらすべてを「自分のためのご褒美」として、味わいつくしましょう。

まとめ

マナーを知って、自分とまわりが心地よいアフタヌーンティータイムを過ごそう

先にお伝えしたように、アフタヌーンティーのマナーは、自分と周囲が心地よく過ごすためのガイドラインです。

「場に適した服装」「大きな音を立てない」など、日常のマナーを守っていれば、心配することはありません。 細かいマナーは、アフタヌーンティーを楽しみながら身につけていく。 そのくらいの気持ちで、まずはホテルでのアフタヌーンティーを体験してみてください。

  • 食べる順番
  • 食事マナー
  • 知っておくべきポイント5選
  • ※写真はイメージです。実際の内容と異なる場合がございます。
  • ※掲載内容は変更になる場合がございます。

絶景はプリンスにある。

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