軽井沢周辺の星空を独り占め！スポットや見られる星を紹介

軽井沢の標高は1,000mほど。軽井沢駅から車で1時間ほど走ると、標高約2,000mの「高峰高原」に到着します。

人里から離れているため街の明かりが届かず、澄みきった空気に包まれる高峰高原の夜。
見上げると、満天の星空が広がります。天文ファンやカメラファンに有名な星空スポットである「高峰高原」では、星空案内人による解説付きのツアーも開催されています。

カップルやご夫婦、ご家族で一緒に楽しむのもよし。きっと素敵な思い出になるでしょう。
マウンテンパークにはお手洗いがあります。

長野県の上田市と松本市、長和町をまたぐように広がる標高約2,000mの「美ヶ原高原」には、絶景のほか美術館やホテルがあります。

雄大な山々に囲まれた高原は八ヶ岳中信国定公園の北端に位置していて、晴れた夜には天の川が眺められる、絶好の星空観賞スポット。

そんな「美ヶ原高原」は、霧が発生しやすいことでも有名です。その霧による雲海や、霧にかすむ街の明かり、刻々と変化する雲などを撮影した幻想的なタイムラプスムービーも話題になり、タイムラプスの聖地となっています。駐車場に公衆トイレがあります。

長野県東南部に位置する人口8,000人ほどの「原村」は、標高1,300mの高地にあり、夜になると無数の星々がまたたきます。

そのため「星降る里」と呼ばれるほど。村のあちこちで気軽に星空を眺められますが、人気スポットは八ヶ岳自然文化園の近くの「まるやち湖」。八ヶ岳が眺められる星空撮影スポットで、冬季以外はトイレも使えるので便利です。

星空を見るイベントも開催されていて、学びながら天体観測ができます。

浅間山と浅間高原の雄大な景色とともに、標高1,380mからの星空をのぞめるのが、北軽井沢にある「二度上峠」です。

星空は見晴台から眺めるのがベスト。見晴台には駐車スペースもあるので、マイカーでゆっくり観賞できます。天の川が見える季節は、よりいっそうロマンチック。「二度上峠」付近は美しい夜景が見えるドライブスポットとしても有名で、場所によっては夜景と星空とが同時に観賞できます。トイレはないため、済ませておきましょう。

浅間山と浅間高原の雄大な景色とともに、標高1,愛妻の聖地で知られる、つまごいパノラマラインの途中にある「愛妻の丘」。

ここでは毎年、浅間山に向かって「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」というイベントの会場になっています。夜は、天から星が降ってくるような迫力満点の星空が観賞できるスポットでもあります。
夏には天の川の撮影目当てに多くの天体ファンも訪れます。カップルやご夫婦で訪れたい、特別な場所です。
トイレはありません。

浅間山の麓にある「鬼押出し園」は、江戸時代の浅間山の噴火で流れ出た溶岩が固まったエリアの風土を生かして造られた公園です。

周辺には高い建物もなく、浅間山と星空の雄大な景色が楽しめます。
「鬼押出し園」への道路は道は有料ですが、天の川が肉眼で見えるほど美しい星空がのぞめます。

駐車場にはお手洗いもあります。なお、鬼押し出し園の近くにはキャンプ場もあるので、長い時間、星空観察を楽しみたい方はキャンプ場を利用するのもおすすめです。

軽井沢は標高1,000mほどの高地にあります。

標高が高くなるほど空気は薄まりますが、空気は澄みきって星の光がくっきりと見えるようになり、いっそう美しい星空が期待できます。

また標高の高い場所は人口密度も低いので大気汚染の影響が少なく、空気の透明度も高いといえます。

夜空の星の繊細な光は、真っ暗な中で楽しみたいもの。

ところが都心から離れていない場所での星空観測は、遠くの街のわずかな明かりがさまたげになりがちです。
一方、軽井沢は都心から遠く離れ、周辺は人工の明かりも少ないため、星空を眺めるのにとても適しています。

夜空をゆっくり見上げる機会が減っている現代において、軽井沢で星空を見上げる体験はスペシャルなこと。

「軽井沢プリンスホテル ウエスト」に泊まれば、特別な時間をゆっくり味わえます。

晴れた夜は星空観測に出かけたり、日中は森の中を散策したり、温泉でのんびりしたりとさまざまな過ごし方ができます。 星空観望会も開催されているので、開催予定日をチェックしておきましょう。

「嬬恋プリンスホテル」では、広大な芝生で寝転がりながら展開観測ができる星降るグラスガーデンがあります。

加えて、ホテルの客室や露天風呂からも、リラックスして星空を楽しめます。
満天の星を独り占めしたかのような、贅沢な気分を味わえます。

標高1,800mという高地で、湯治場として知られる万座温泉にある「万座プリンスホテル」。

周辺の街から遠く離れているため、天の川が肉眼で見えるほど美しい星空が期待できます。

また万座プリンスホテルでは、月に数回の星空観賞会が行われていて、星座や宇宙の解説をするガイドさんのお話を聞きながら星空観察が楽しめます。
露天風呂からも無数の星が見えて、心も体もリフレッシュできます。

標高1,000mほどある軽井沢の年間平均気温は7.8℃。
これは北海道の札幌市の気温より低く、とても涼しい気候です。

そのため、冬は暖かいアウターや手袋、マフラー、帽子などの防寒具を準備しましょう。夏の夜も急激に気温が下がることがあります。寒さをしのげる長袖の上着があると安心です。

また虫除けスプレーなど、虫除け対策グッズも持っていきましょう。

星空観測で必要なのが懐中電灯です。

星空観測は、街灯や自動販売機など光を発する物のない真っ暗な場所で行うことが多いもの。
移動するのに、足元が悪い場所を歩くこともあります。
懐中電灯やヘッドランプなどの光源を持って、安全に楽しみましょう。

地面にじかに座って観測するときは、クッションやシートを持参することで、快適な姿勢で観測できます。

首に負担をかけることなく、横になって夜空を眺めたいなら、寝袋がおすすめ。
地面の湿気や汚れも気にせず楽しめます。

星空観測のお供に、飲み物やおやつを持参しましょう。

長時間の野外での観測には、水分補給やエネルギー補給が必要です。
好みのドリンクと、おやつをつまみながらゆっくり楽しみましょう。

星座早見表を片手に星空観測をすると、星座や星の名前がわかり、ますます面白くなります。

季節ごとに表情を変える星空の神秘を眺め、星座の名前からその成り立ちに思いをはせるのも楽しい体験です。
星座にまつわる物語や歴史的背景などは、星座図鑑などに掲載されています。