「八海山」は峰続きの中の岳(2,085m)、越後駒ケ岳(2,003m)とともに
越後三山としてその名が知られています。
険しい岩峰からなる山頂部の八ツ峰がこの山の象徴と言われています。
古くは行者の修行や信仰の山として開山され、今は登山やトレッキング、
四季を通じてさまざまな自然に出会える山として多くの方から親しまれています。
残雪に映えるブナの新緑、ロープウェー山麓付近ではカタクリが群生し、
山桜やタムシバ、イワウチワなどの高山植物が楽しめます。
6月下旬には登山道全体に高山植物の花が見ごろとなります。
ロープウェー山頂駅付近の気温は麓より5～8℃涼しく、爽快に過ごすことができます。
八海山の山頂から徐々にななかまどや、カエデ、ブナなどが9月下旬ごろから
紅葉し始め、11月には八海山の冠雪の白と紅葉のコントラストが楽しめます。
