高輪エリアの3つのプリンスホテルには、四季を通じて愉しめる日本庭園があります。「春」「夏」「秋」「冬」…それぞれに異なる風情を醸し出す日本庭園は魅力に溢れています。なにより、注目していただきたいのは、庭園を彩る四季折々の花と緑です。
例えば桜。この庭園には19種233本の桜があります。河津桜、染井吉野、枝垂れ桜などの良く知られたものから、普賢像、高砂、御車返しなどあまり馴染みのない桜まで豊富にあります。開花時期も長く2月上旬から5月下旬まで。ぜひ、実際にお越しいただき、その魅力の違いをご自分の目で確かめていただきたいと思います。
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高輪エリアの3つのプリンスホテルの日本庭園には、ここでしか味わえない花と緑が織り成す魅力ある姿があります。ここでは散策することで自然を身近に感じる日本庭園、窓越しに見る日本庭園、時間に縛られずに楽しむ日本庭園、そして、ホテルの客室から見る日本庭園と梵鐘の音とともに自然を愉しむ日本庭園をご紹介いたします。
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| 椿の花は古来より日本人に愛され、万葉集にもその記述が残っています。他家受粉で結実するために変種が生じやすいことから、品種改良が盛んに行われてきました。日本では江戸時代に大名や公家などが好んだことから、数多くの品種が作られ、庶民の間でも人気が高まりました。また、茶道においても重要な花とされており、冬場の茶席では椿一色になることも多く、「茶花の女王」とされてきました。和名の「つばき」は、厚葉樹(あつばき)、または艶葉樹(つやばき)が訛(なま)ったものとされています。 高輪では、紅色やピンクの椿のほか、サザンカ(ツバキ科)もご覧いただけます。 |
●観音堂 奈良県生駒市長弓寺にあった三重塔の一部を昭和29年(1954年)に移築されました。室町時代に作られた十一面観音踏下像が安置されています。 |
| 梅はバラ科サクラ属の落葉高木で、好文木(こうぶんぼく)、春告草(はるつげぐさ)、匂草(においぐさ)などの別名があります。現在、日本の花というと、桜がイメージされますが、奈良時代頃までは「花」と言えば、梅をさすことの方が多かったようです。関東では桜が咲く前に梅が咲くため、春の到来を感じさせる一番手として好まれています。 高輪でも多くの梅を目にすることができます。また、梅と同じ時期には、香り高い蝋梅(ロウバイ科ロウバイ属)も愉しむことができ、その時期の庭園は花の香りで包まれます。 |
| 日本各地で見ることができ、いにしえより日本人に親しまれてきました。茎が細く、一見すると樹木には見えないのですが、分類上は樹木とされています。春に明るい黄色の花をつけ、花は一重と八重のものがあります。八重咲の花が好まれる傾向がありますが、一重の花の凛とした姿も良いものです。江戸時代に小判の色を「山吹色」と例えたように、濃厚な黄色の花が特徴です。 |
●竹心庵 茶席を設けることができる茶室へと向かう坂道の脇に山吹があります。春たけなわ、初夏に近い頃、美しいくっきりとした自然の黄色が楽しめます。竹心庵は不定期に開放し、お茶を愉しんでいただくことができますが、開放していなくても外側の濡れ縁に腰掛けて、山吹の花と同じ目線の高さで鑑賞してみるのも一興です。 |
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●山門 奈良県の念仏寺より移築されたもの。河津桜は、この山門に続く「さくら橋」の脇にあります。「さくら橋」を渡るとき、ちょうど河津桜の花が行き交う人の目線と同じ高さにあることに気付けば、河津桜の花びらの可憐さに心打たれることでしょう。 |
高輪の日本庭園で一番早く花を愉しめる桜。静岡県賀茂郡河津町田中で1955年(昭和30年)に飯田勝美氏によって発見された早咲きの桜です。河津桜は、早咲きの寒緋桜と大島桜の自然交配種と言われており、樹形は広卵状。花の形は平開形で見る人を楽しませます。この桜は、河津町に原木があることから、昭和49年に河津桜と命名され、昭和50年に河津町の木に認定されました。 高輪の河津桜は、1月下旬から花を咲かせ、私たちの目を愉しませてくれます。 |
| 現代の日本を代表する鑑賞用の桜。江戸末期から明治初期にかけて江戸の染井村(東京都豊島区駒込辺り)で植木職人たちが売っていた江戸彼岸系の小松乙女と大島桜の交配種で当時は「吉野桜」の名前でした。その後、1900年(明治33年)に藤野寄命博士が「日本園芸雑誌」において、「染井吉野」と命名したと言われています。 高輪の染井吉野は3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。 |
●ザ・プリンス さくらタワー東京前の石段 ザ・プリンス さくらタワー東京のラウンジ正面に石段が階段状に組まれています。その石段を囲むように染井吉野を主に鬱金桜、普賢像、関山などの様々な桜が目を愉しませてくれます。是非、庭園に出て、石段から見る花や緑にいにしえの暮らしの残り香を感じてみてはいかがでしょうか? |
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高輪の日本庭園には、日本で見ることができる『緑色』のほとんどが揃っています。季節の違いによって変わる緑色、木々の種類によって異なる緑色、見る位置、角度によって変わる緑色。目にも優しく、癒し効果も高い、と言われる緑ですが、それぞれに異なる魅力を持つ高輪の緑をご自分の目で堪能して見てはいかがでしょうか。
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「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われています。
光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵形でのこぎり状の葉を持っています。6~7月に赤紫や青紫の花を咲かせます。一般に花と言われている部分は装飾花で、花は中心部にあって小さくてめだたず、萼(がく)部分が花びらに見えているのが特徴です。日本原産。 高輪では6月に、青、ピンク、水色、薄緑など色とりどりの紫陽花をお愉しみいただけます。 ●狛犬
15世紀、中国・清時代のもので平成2年(1990年)に品川プリンスホテルから移設されました。早春には梅、春には桜、初夏には紫陽花、と花に囲まれた風情が魅力です。 |
| 夏に紅、または白の花を咲かせます。サルスベリの名は幹の樹の皮のコルク層が剥がれ落ち、すべすべした感触の樹皮が新しく表面に現れて成長して行く特長があります。そこから猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで「猿が滑る」→「さるすべり」と呼ばれることになったとされています。 高輪では、ホテルから庭園を見て池の左手に百日紅があります。初夏から夏にかけて紅白両色の花が咲きます。 |
| ツツジ(躑躅)は古くから園芸品種として、交配され美しい品種が数多く見られます。代表的な品種として知られるクルメツツジは、種類も多く色とりどりの花が咲き、観る人の眼を愉しませてくれます。 高輪では、三葉ツツジのほか、蓮華ツツジ、燈台ツツジなど多くの種類をご鑑賞いただけます。 |
| もみじはカエデの別称で代表的なものとしてイロハ紅葉などがあります。古くから栽培も行われ、いくつかの品種があり、葉が緑色から赤に紅葉するものや最初から紫色に近い葉を持ったものもあります。 高輪には、春は新緑、夏は涼しげな緑、秋は紅葉を愉しめるイロハ紅葉のほか、年間を通して紅葉している野村紅葉があります。 |
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ホテルの客室から見る日本庭園は、まったく別の表情を見せてくれます。例えば、3月下旬から4月中旬の桜の時期。ザ・プリンス さくらタワー東京にご宿泊いただくと、その窓から見る光景にきっと心を奪われることになるでしょう。そこは桜の花が織り成す別世界。自らが小鳥になったような気分で至福のときを過ごすことができます。
あるいは、グランドプリンスホテル高輪の客室から日本庭園を見おろしてみてはいかがでしょう?桜の花の時期だけではなく、庭園を構成する木々の持つそれぞれの緑の色の違いを鮮明に感じ取ることができるはずです。




