東海道歴史探訪の旅「絵巻旅。」

日向薬師

王福寺

願成就院

日向薬師

王福寺

願成就院

箱根 石仏・石塔群

箱根 石仏・石塔群

手印(禅定印,説法印,施無畏与願印,九品来迎印,智拳印) 大磯プリンスホテル 大磯ロングビーチ

今晩の姫たちの宿、大磯プリンスホテル。旅本来の目的を忘れるくらい姫がテンションが上がっちゃったのは、目の前に広がる海と、個性的な8つのプールが広がる「大磯ロングビーチ」が目の前にあるから。

ヒメとジイの道中記(三所詣)

■ 日向薬師の巻 その3

爺 ほお姫。とりあえずそれが如来像だということは分かる様になりましたね。

姫 こんだけ爺の薀蓄聞いてればね。あれは「釈迦如来」ね?

爺 残念。惜しいですな。仏様の指先を御覧なさい。親指と人差し指で円を作っているでしょう。釈迦如来像の場合は指を広げている場合が多いのですが、阿弥陀如来像はああして親指とその他の指(小指以外)を結んでいる場合がほとんどです。この手印は「九品来迎印(くぼんらいごういん)」と言って、阿弥陀様がこの世の人が死んだ際に導く極楽浄土には9つのランクがあって、どのランクを担当する阿弥陀様なのかを手印で示しているのです。あの手印は「上品下生じょうぼんげしょう」。“上の下”というところですな。

姫 極楽浄土に連れて行ってくれる仏様なのか。薬師様とは役割が違うのね。

爺 はい。薬師様は現世のご利益に重きを置いた仏様で、阿弥陀様は臨終後の世界に重きを置いているということですかな。さあ、姫、中央にある厨子(ずし)の中に、ご本尊である薬師如来様がいらっしゃいますぞ。存分にチャールズ様のご回復をお祈りなさいませ。

姫 は?ご本尊?扉がしまった箱の中に入って見えないじゃない。じゃあ右側にある一丈六尺もあるっていうあの大きな薬師如来像はなんなの?

爺 はい。あちらはいわゆる「お前立ち」という仏様で、ご本尊の仏様は「秘仏」であることが多いのです。ほとんどの薬師如来様は寅年にしかご開帳されません。

姫 寅年?去年じゃない。じゃあ次にご開帳されるのは11年後なの?

爺 ほとんどの薬師様のご本尊はそうでしょうな。しかしながらこちらの日向薬師では毎年1月1日・2日・3日の三が日、1月8日、4月15日にご開帳していただけるありがたい薬師様ですぞ。あの「行基」様が彫ったとされる「鉈彫り」という荒々しい刃の削り跡をあえて入れた作風の薬師様で、脇侍の日光・月光菩薩とともに国重文に指定されております。

姫 いや、行基様でも鉈彫りでも国重文でも、やっぱり直接見られなきゃ意味ないじゃない。爺、直接拝むことができる薬師様はないの?

爺 はあ、やっぱりそう来ましたか。そうですね、ご本尊はほとんど秘仏なんですが、「事前に申し込めば拝観できる薬師様。」が大磯にあります。

姫 何よ!そんなお寺さんがあるの?早く言いなさい。なんていうお寺?

爺 「王福寺」という、こちらも「行基」が開いたとされるお寺です。ご本尊は平安時代の榧(カヤ)一木造りの大変貴重な仏像で、国重文に指定されています。

姫 ちょうどいいわ 王福寺にお参りして、今晩は大磯プリンスホテルに泊まりましょう。明日はロングビーチで泳ぐから。

爺 姫・・・。旅の目的をお忘れでは・・・。

今回の姫の旅のコース上にあるプリンスホテルはこちら

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